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『精神障害にチャレンジする人々との社会福祉実践と理論』

岩田 泰夫 20130131 相川書房,330p.

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last update: 20200324

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『精神障害にチャレンジする人々との社会福祉実践と理論』

■岩田 泰夫 20130131 『精神障害にチャレンジする人々との社会福祉実践と理論』,相川書房,330p. ISBN-10: 4750103780 ISBN-13: 978-4750103785 3000+ [amazon][kinokuniya]

■内容

まえがきより(@ページ)

 精神保健福祉士の国家資格が設けられて10数年になります。
 おかげで、精神保健福祉士(ソーシャルワーカー、PSW)が活躍する領域も分野も広がりました。医療機関や障害者の施設ばかりではなく、児童にかかわる機関、高齢者にかかわる施設、教育、労働や司法などの分野にも広がっています。
 PSWとして従事する人々の人数も増加しました。
 機関や施設での地位も高まり、多くの機関や施設の多様な職種の人々との連携も広く進んでいます。さらには、通常、現場で働くPSWは、国家試験の合格者ですので精神保健福祉に関する一定の能力を有しています。
 しかし、もう少し実践力を高めてほしいという声も聞こえてきます。また、PSWとしての力を養成していく方法を習得しておいてほしいという声もあります。
 先日、谷中輝雄氏と話す機会がありました。
 「今のテキストは、理論が中心に述べられています。しかも、わかりにくく、難しい。理論を述べるにしても、著者がもう少し理論を噛み砕いて述べてほしい。さらに、事例などをあげて具体的に述べてほしい。クライエントの姿が見えてこない」などの点を話し合いました。
 これも、本書を著述した大きな理由のひとつです。また、今回、強く心掛けて工夫した点です。


■目次

第1部 ソーシャルワークとは―ソーシャルワークの実践理論(ソーシャルワークとは;ソーシャルワークの援助の構成とその構成要素 ほか)
第2部 精神障害者福祉論(ソーシャルワークの視点からみた精神障害の特徴;ソーシャルワークの対象となる精神障害者の生活の障害 ほか)
第3部 相談援助(活動)と体験記を読み解く(精神障害者への相談援助の内容と指針;体験記(事例)を読み解く―体験記と体験記を読み解くための問題 ほか)
第4部 精神保健福祉各論―ソーシャルワークの新しい動向(障害をもつ生活者の回復(過程)への援助;権利擁護の活動とその種類とアドボケイト ほか)
第5部 相談援助(活動)を中心とする演習(相談援助を進める実践上の課題;体験記の事例の相談援助の実際―演習その1 ほか)


■引用



■著者紹介

岩田 泰夫
神戸女学院大学社会福祉学専攻。1974年関西学院大学大学院社会学研究科社会福祉学専攻修了(社会学修士)後に1974年大阪府衛生部に精神保健福祉相談員として15年間に及んで勤務する。その後、1992年に愛知県立大学文学部社会福祉学科講師・助教授。桃山学院大学社会学部教授を経て、1997年より神戸女学院大学文学部総合文化学科および同大学院社会学専攻教授、大学院文学研究科長をへて現在に至る。現在、精神保健福祉士養成課程委員会委員長などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


■書評・紹介



■言及





*作成:岩ア 弘泰
UP: 20200324 REV:
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