『少子高齢社会の公共性』(公共社会学2)
盛山 和夫・上野 千鶴子・武川 正吾 編 20120831 東京大学出版会,288p.
last update:20140520
■盛山 和夫・上野 千鶴子・武川 正吾 編 20120831 『少子高齢社会の公共性』(公共社会学2),東京大学出版会,288p. ISBN-10:413050178X ISBN-13:978-4130501781 3400 [amazon]/[kinokuniya] ※ s. pp. ee
■内容
(「BOOK」データベースより)
「新しい公共」をもとめて。少子高齢化と人口減少のなか、ケア、家族、働き方、ジェンダーのありかたを問いなおし、公正な福祉社会の未来を探究する。東京大学社会学研究室から発信する新しい社会学の構想。
■目次
序 社会学の再興のために 上野 千鶴子
T 福祉社会の公共性
1 グローバル化と個人化――福祉国家と公共性 武川 正吾
2 「生存権」の論理における共同性――戦後日本における「権利」の言説 冨江 直子
3 コーポレート・ガバナンスにおける分配公正 高橋 康二
4 福祉国家とポスト福祉国家のはざまで――中国の福祉改革のゆくえ 金 成垣
5 後発福祉レジームにおける社会政策――韓国と台湾を比較して 李 蓮花
U 高齢社会の公共性
6 ケアの社会化と新しい公共性 上野 千鶴子
7 ケアワークのジェンダー平等と公共性 山根 純佳
8 介護と相続をめぐる公共性 阿部 真大
9 福祉におけるローカルガバナンス 朴 姫淑
10 福祉NPOと市民参加――NPOは市民参加を促進するか? 山下 順子
V 少子社会の公共性
11 若者の格差―意識とライフコースからの考察 白波瀬 佐和子
12 人口減少社会の地域づくり 赤川 学
13 ワーク・ライフ・バランスと働き方 佐藤 博樹
14 仕事と家庭における公正――生活時間からみた国際比較 佐藤 香
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:安田 智博