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『生と病の哲学――生存のポリティカルエコノミー』

小泉 義之 20120622 青土社,384p.
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last update:20120703

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『生と病の哲学』


小泉 義之 20120622 『生と病の哲学――生存のポリティカルエコノミー』,青土社,384p. ISBN-10:4791766571 ISBN-13:978-4791766574 2400円+税 [amazon][kinokuniya] ※

■内容

人は病む。
生から死へと肉体を変化させる。すべては、そこからはじめなければならない。
生命科学、医学、社会学、経済学、そして、政治学。あらゆる知の最新の達成を渉猟し、法・政治・制度といった現実の問題を真正面から考え続けてきた哲学者が、研ぎ澄まされた言葉で 「生」 を描きだす。
本書によって、哲学は現代へと鮮やかに復活したのだ。

■目次

はじめに

第T部 身体/肉体
 第一章 魂を探して――バイタル・サインとメカニカル・シグナル
 第二章 来たるべき民衆――科学と芸術のポテンシャル
 第三章 傷の感覚、肉の感覚
 第四章 静かな生活――新しいことは起こらないこともありうる(アレント)

第U部 制度/人生
 第一章 生殖技術の善用のために
 第二章 性・生殖・次世代育成
 第三章 社会構築主義における批判と臨床
 第四章 病苦のエコノミーへ向けて
 第五章 病苦、そして健康の影――医療福祉的理性批判に向けて

第V部 理論/思想
 第一章 二つの生権力――ホモ・サケルと怪物
 第二章 受肉の善用のための知識――生命倫理批判序説
 第三章 脳のエクリチュール――デリダとコネクショニズム
 第四章 余剰と余白の生政治

おわりに

初出一覧

■引用


■書評・紹介


■言及


UP:20120622 REV: 20120626 0703
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