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『ドストエフスキーとマルクス』
河原 宏 20120601 彩流社,262p.
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last update:20161105
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■河原 宏 20120601 『ドストエフスキーとマルクス』,彩流社,262p. ISBN-10:4779117933 ISBN-13:978-4779117930 2500+
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※ w/mk17
■内容
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より
「何も信じられない」現代日本の、「ドストエフスキー的状況」
十九世紀に、二人の偉大な革命家がいた――ドストエフスキーとマルクス。二人に共通する偉大さは、その生きた時代を超える革命家だったことにある。
しかし、1990年代以降のソ連と社会主義圏の解体以後、近代的な戦争も革命もなくなり、すべての思想が持つものだったはずの革命的性格は既存の体制維持の用具へと変貌し、思想は死んだ。
これはマルクス、ドストエフスキーの予想もしなかったことである。
本書は、古い「革命」概念にしがみつくのを止め、古い「革命」主義を革命する指針をしめす。
マルクスとドストエフスキーの二人を並べ、理論としても現実的にも、「近代」の革命論を総括したマルクス。
しかしそのマルクスに欠けていた神と宗教の問題を、ドストエフスキーによって補う。
本書ではマルクスとドストエフスキーを考えていくなかで、「神」「解放」「自由」「革命」「素朴」などの概念を問い、最後に「笑い」の問題をとり上げていく。
■目次
第一章 「神」をめぐるドストエフスキーとマルクス
第二章 「ユダヤ人」をめぐるドストエフスキーとマルクス
第三章 「自由」をめぐるドストエフスキーとマルクス
第四章 「王様は裸だ!」――「子供の目」革命――
第五章 現代に生きるドストエフスキーとマルクス
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:岩ア 弘泰
UP:20161105 REV:
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Marx, Karl カール・マルクス
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