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『社会学』

市野川 容孝 20120607 岩波書店,144p.


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市野川 容孝 20120607 『社会学』,岩波書店,144p. ISBN-10: 4000283308 ISBN-13: 978-4000283304 1300+ [amazon][kinokuniya] ※ s.

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内容紹介
コントは、人々の有機的連帯として社会を捉え、個人や集団を結びつける力に関する学として社会学を構想した。本書では、19~20世紀の医療社会学の流れをたどりながら、自由・平等・連帯をキーワードに、コントの後、社会的なものの概念と社会学がどのように変遷したのかを検証する。社会学が現代に持ちうる役割を問う。

内容(「BOOK」データベースより)
「社会学」という言葉をつくったオーギュスト・コントは、個性ある人々の有機的連帯として「社会」を捉え、個人や集団を互いに結びつける力に関する学として「社会学」を構想した。それは、同時代のどのような思想への対抗として考えられ、その何が今日批判されるべきか。本書では、十九世紀から二十世紀の医療社会学の流れをたどりながら、社会的なものの概念の変遷を検証する。自由・平等・連帯をキーワードに、社会学が現代に持ちうる役割を考える。

■目次

1 オーギュスト・コントと社会学―社会学はどのように生まれたか
 いつでも、どこでも社会学はあった?
 遡及的再集合化
 ほか
2 医療社会学の系譜―社会学は社会の役に立つのか
 社会学に先立つ医療社会学
 ヴィレルメ
 ほか
3 社会的なものからの自由―社会学を学ぶ意味とは何か
 社会化とは何か
 スペンサー
 ほか
4 社会学的リベラリズム―社会学の未来に向けたその過去
 M.ヴェーバーと『社会科学・社会政策論叢』
 文化科学としての社会科学
 ほか
5 各章でふれた文献と参考文献―何を読むべきか


UP:20120910 REV:
WHO  ◇市野川 容孝  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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