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『世界が日本のことを考えている――3・11後の文明を問う‐17賢人のメッセージ』

共同通信社取材班 編,加藤 典洋 解説 20120330 太郎次郎社エディタス,271p.

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last update:20160929

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■共同通信社取材班 編・加藤 典洋 解説 20120330 『世界が日本のことを考えている――3・11後の文明を問う‐17賢人のメッセージ』,太郎次郎社エディタス,271p. ISBN-10: 4811807545 ISBN-13: 978-4811807546 2000+ [amazon] [kinokuniya]

■内容

(「BOOK」データベースより)
 ネグリは原発を「怪物」と呼び、アンダーソンは日本のナショナリズムに期待を寄せ、鄭浩承は韓国が日本にいちばん近づいた日々を語る…共同通信社が東日本大震災後、世界の賢人17人に「3.11文明を問う」というテーマで連続インタビューを敢行―そこから聞こえてくる真摯な問いかけに、われわれはどう答えるのか?識者から届けられた深い「共感」と「問い」の言葉。

■目次

人は自分自身を救わねばなりません――ウ・ブニャ・サラ、アシン・バラ・サミ、ウ・パニャ・シリ(ミャンマー・僧侶)
日本よ、泣かないでください――鄭浩承(韓国・詩人)
自国のレベルに合わせてエネルギー源の多様化を――ワンガリ・マータイ(ケニア・環境保護活動家)
市民が力を取り戻す機会――レベッカ・ソルニット(米・作家)
“全能”のおごりを捨てるとき――マリナ・シルバ(ブラジル元環境相)
指導者は真実のみを語れ――エドアルド・シェワルナゼ(ソ連元外相)
人類は原子力を制御できない――ゲアハルト・シュレーダー(ドイツ前首相)
発揮された日米のパートナーシップ――ウォルター・モンデール(米元副大統領)
絶望に響く言葉の力――マリオ・バルガス・リョサ(ペルー・作家)
原子力は「怪物」である――アントニオ・ネグリ(伊・政治哲学者)
生態系の危機と現代文明――レスター・ブラウン(米・環境思想家)
民主主義社会で進む統治制度の劣化――フランシス・フクヤマ(米・政治思想家)
科学者は難問に立ち向かえ――アブドル・カラム(インド前大統領)
「希望」のナショナリズム――ベネディクト・アンダーソン(アイルランド・政治家)
3・11は世界のエネルギー政策の根本を変える――ヨハン・ガルトゥング(ノルウェー・平和学者)
島の核廃棄物に問題が起きたら、なすすべがない――シャマン・ラポガン(台湾・作家)
母なる自然のシグナルに目を凝らし、耳を傾けよう――アピチャッポン・ウィーラセタクン(タイ・映画監督)
[解説]世界から、そして世界へ――加藤典洋(評論家)

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:焦 岩
UP: 20160929
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