HOME > BOOK >

『医師が教える幸福な死に方』

川嶋 朗 20120325 角川SSC新書,182p.


このHP経由で購入すると寄付されます

■川嶋 朗 20120325 『医師が教える幸福な死に方』,角川SSC新書,182p. ISBN-10: 4047315737 ISBN-13: 978-4047315730 760+ [amazon][kinokuniya] ※ d01.

■広告

内容紹介
日本では、「病院のベッドでたくさんの管を繋がれて迎える死」が多数派となっている。また「意識がないまま胃にチューブで栄養を入れられ、数年存命した後に最期を迎える」という例も増えている。
しかし多くの人が望むのは「暮らしなれた自宅で、家族に見守られて逝きたい」「無駄な延命治療は受けたくない」「誰にも迷惑をかけたくない」ということ。
この本では、末期のがん患者を数多く診療してきた医師が「幸せな死に方」を提言する。
誰にも迷惑をかけず、家族を後悔させず、満足して逝くための方法。それは「自分の寿命について目標を決め」「自分の健康を医者任せにせず」「延命治療を拒否するなど死に方を決めておくこと」で実現できる。
著者がかかわってきた末期の患者の治療や看取りのエピソードを例に、日本人にとっての理想の最期とは何なのか、わかりやすく解説。
それぞれの延命治療(胃ろう、人工呼吸器、人工透析など)の目的と問題点も紹介。本人の意思を確実に医師に伝える「延命治療意思確認シート」を巻末に掲載。
内容(「BOOK」データベースより)
今や多数派となった「病院のベッドで管を繋がれて迎える死」。しかし多くの人が望むのは「暮らし慣れた家で、家族に見守られて逝きたい」ということ。誰にも迷惑をかけず、家族を後悔させず、満足して迎える最期―。この本では、末期のがん患者を多く診療してきた医師が「幸福な死に方」を提言する。それは「自分の寿命の目標を決め」「身体を医者任せにせず」「延命治療を拒否するなど死に方を決めておくこと」で実現できる。それぞれの延命治療(胃ろう、人工呼吸器、人工透析など)の問題点も解説。死を考えるきっかけとなる画期的な一冊。

■目次

第1章 崩壊への道をたどる日本の医療
第2章 日本の医療は矛盾だらけ 33
 無駄な延命治療 34
 腎臓医としての30年間で見えてきたもの 39
 1級障害者である透析患者の実情 42
 ギャンブル漬けの透析患者 43
 透析患者は病院のために生きている45
 ……
第3章 自分の寿命と死を考えれば、人生がより良くなる
第4章 死ぬ間際まで健康寿命を保つためには
第5章 元気なうちに死についての準備を
第6章 延命治療は拒否できる

■書評・紹介・言及

◆立岩 真也 2013 『……』 文献表


UP: 20120816 REV:
老い  ◇  ◇安楽死・尊厳死  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
TOP HOME (http://www.arsvi.com)