『〈銀の匙〉の国語授業』
橋本 武 20120322 岩波書店(岩波ジュニア新書709),204p.
last update:20121106
■橋本 武 20120322 『〈銀の匙〉の国語授業』,岩波書店(岩波ジュニア新書709),204p.
ISBN-10: 4005007090 ISBN-13: 978-4005007097 \820+税
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■内容
神戸の灘校で中学3年間をかけて『銀の匙』1冊をじっくり読み込むという驚くべき授業を続けてきた橋本先生の実践的授業。
「国語はすべての教科の基本であり、学ぶ力の背骨」という伝説の教師が国語の学び方を伝えます。「早急に答えを求めてはいけない、
すぐに役立つものはすぐに役立たなくなります」など「学ぶこと」の原点に気づかされる1冊。
■著者略歴
1912(明治45)年京都府生まれ。2012年に満100歳を迎える。1934年に東京高等師範学校を卒業、旧制灘中学校の国語教師となる。
中勘助著『銀の匙』を中学3年間かけて読み込むという授業を実践、21歳から71歳まで、50年間にわたり教壇に立ち続けた
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■目次
はじめに
I 「土曜講座」――二七年ぶりに教壇に立つ
[付]「土曜講座」テキスト
II 私の『銀の匙』授業
1 『銀の匙』を教科書にしたわけ
2 生徒の興味を広げる
[付]『銀の匙』研究ノートより
III 国語を学ぶとは
1 『灘高式勉強法/国語』のこと
2 読むこと、書くこと
3 古文――『徒然草』そして古典の共同研究
IV 人生の節目に思う
1 灘校五〇年を振り返って
2 米寿自祝
3 まだまだしておきたいことがある
あとがき
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:北村 健太郎