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『「科学者の社会的責任」についての覚え書』
唐木 順三 19800725 筑摩書房 → 20120110 筑摩書房(ちくま学芸文庫),173p.
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last update:20161016
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■唐木 順三 19800725 『「科学者の社会的責任」についての覚え書』,筑摩書房,170p. ASIN: B000J86SDG 中古品
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→ 20120110 『「科学者の社会的責任」についての覚え書』,筑摩書房(ちくま学芸文庫),173p. ISBN-10: 4480094342 ISBN-13: 978-4480094346 900+税
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■内容
科学の発展は我々の暮らしを豊かにし、人類が解決しえなかった多くの問題を解決してきた。しかしそれは同時に、科学では解決できない新たな問題を生み出す歴史でもあった。 著者はその最たるものとして原子力をあげ、望ましい科学のあり方について思索を進めていく。 本書は、戦争を否定し平和を希求する科学者の集まり、パグウォッシュ会議の開催に触発されて書かれたもの。 だが、会議の姿勢は評価しつつも、科学の発展そのものが文明や人類を破壊しうるという認識が科学者の側には足らないと厳しく指摘する。 二十世紀を代表する批評家が最後の力を振りしぼって遺した警世の書。
■著者略歴
1904年長野県生まれ。旧制松本高校を経て、1927年京都大学哲学科卒業。 1932年に初の評論『現代日本文学序説』を刊行し、以後、法政大学予科教授、明治大学教授などを歴任しながら、実存哲学と豊かな感受性を融合させた独特の評論活動を展開した。 1980年没。
■目次
「科学者の社会的責任」についての覚え書
一
二
三
四
五
六
七
八
九
十
(未完 昭和五十五年二月四日)
An Essay
覚書の最後のところへ。昭和五五年三月八日、午前十二時半、於北里病院、九A、九二三号室にて
あとがき(臼井 吉見)
本稿執筆のための文献
『朴の木』改版にあたって
(昭和五十二年四月、『朴の木――人生を考える』講談社学術文庫)
私の念願
(一九七七年六月十一日の上伊那教育会百年記念集 会における講演筆記 同年十月「信濃教育」)
解説 人間の顔を持った科学へ(島薗 進)
※本書は一九八〇年七月二十五日に小社より刊行された単行本に、「『朴の木』改版にあたって」と「私の念願」を増補したものである。
■関連書籍
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:
北村 健太郎
UP:20161016 REV:
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