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『科学と人間の不協和音』

池内 了 20120110 角川書店(角川oneテーマ21 C-215),224p.

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last update:20161016

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■池内 了(いけうち・さとる) 20120110 『科学と人間の不協和音』,角川書店(角川oneテーマ21 C-215),224p.  ISBN-10: 4041101115 ISBN-13: 978-4041101117 724+税  [amazon][kinokuniya]

■内容

欲望の道具として消費され、ときに人間を傷つけさえする現代科学。戦争や市場経済に翻弄されてきた現代科学の“危うさ”を科学者自身が再検証し、原発事故のあと目指すべき「地上資源文明」への転換を構想する。

■著者略歴

1944年、兵庫県生まれ。67年、京都大学理学部物理学科卒業、72年、同大学大学院理学研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士(物理学)。国立天文台教授、名古屋大学大学院教授、早稲田大学特任教授などを経て、総合研究大学院大学教授。『泡宇宙論』『物理学と神』『疑似科学入門』など著書多数。

■目次

はじめに
震災が露わにしたもの
科学者の誕生
軍事、市場、欲望とともに
科学者の顔はどこを向いているのか
科学と宗教
科学者の自律性

第一章 “科学者”と“素人”のあいだの深い溝
「科学者」のイメージ
錬金術師か魔術師か
フランケンシュタインとハイド氏
科学者への不安と猜疑
鉄腕アトムと日本人の「科学」観
「猫をレンジに入れてはいけません」
ホメオパシー人気をもたらしたもの
科学を巡る「物語」への渇望
科学者はなぜUFOを信じないか
科学寓話としての「宇宙人」

第二章 役に立たない科学の居場所
科学技術という日本語
「文化」としての科学
「技術」化する科学
「毒ガス」発明者へのノーベル賞
戦時下の科学と科学者
軍事研究の蠱惑(こわく)
私有化される科学
論文よりも特許を優先

第三章 欲望と科学の共犯関係
遺伝子工学による生物の改造
特許による自縄自縛
生と死を操る現代医学
死から逃れるための科学
脳科学ブームを支える神話
「必要」が先か「発明」が先か
科学を騙るまがいもの
疑似科学が科学を駆逐する?
科学者の眼差しの先にあるもの
科学者とスポンサー
科学研究はどこまで自由か

第四章 科学という神話、科学という宗教
二種類の神話
現代の神話が崩れるとき
進化論と宗教的原理主義
イデオロギーによる科学の排除
ポストモダニズムとサイエンス・ウォーズ
複雑系と懐疑主義
エイズ否認主義
科学と宗教の類似点
科学と宗教は紙一重?

第五章 科学を支えるもの、科学を縛るもの
制度としての科学と国家
ポスト・アカデミック科学の時代
産学官連携と事業仕分け
科学者は企業を裏切れるか
科学者は国家を裏切れるか
科学の限界
社会に対する科学者の責任

終章 地下資源文明から地上資源文明へ――原発事故後の科学
地下資源文明の終焉
地上資源文明への転換

おわりに

■関連書籍

◆唐木 順三 19800725 『「科学者の社会的責任」についての覚え書』,筑摩書房,170p. ASIN: B000J86SDG 中古品  [amazon][kinokuniya]  → 20120110 『「科学者の社会的責任」についての覚え書』,筑摩書房(ちくま学芸文庫),173p.  ISBN-10: 4480094342 ISBN-13: 978-4480094346 900+税  [amazon][kinokuniya]

■引用

■書評・紹介

■言及

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*作成:北村 健太郎
UP:20161016 REV:
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