『「若者の現在」政治』
小谷 敏・土井 隆義・芳賀 学・浅野 智彦 編 20110525 日本図書センター，352p.
last update:20110824
■小谷 敏・土井 隆義・芳賀 学・浅野 智彦 編 20110525 『「若者の現在」政治』，日本図書センター，352p. ISBN-10:4284502026 ISBN-13:978-4284502023 \2400 [amazon]／[kinokuniya] ※ e03
■内容
内容紹介
■若者と深く関ってきた「労働」「政治」「文化」3つの視点から「若者の現在」を改めて捉え直すことにより、「日本社会の現在」を考察する！
■格差社会、ナショナリズム、メディア、アイデンティティから、ニート、ネット右翼、関西文化、ヤンキーまで、若者をめぐるさまざまなトピックを包括的に網羅！「若者論」を体系的にまとめたはじめてのシリーズ！
■社会学・教育学・政治学・経済学など幅広い分野の研究者をはじめ、フリーライター、ＮＰＯ関係者、活動家など、第1線で活躍する多彩な執筆陣！専門、アプローチ、世代を超えて、多様で広がりある論者が集結！
■「若者論」全体を見通したいビギナーから、「若者論」の最前線の知見を求めるエキスパートまで、若者・青年研究分野に関心のあるすべての人に有益な知を提供するスタンダード・シリーズ！
■若者を覆う閉塞感・生きづらさや「右翼」「左翼」の図式にこだわる若者の潜在的な心理を解き明かし、社会を変える力・未来への希望を探求する！
【若者の現在 政治】目次
編集のことば―多声的な若者言説の饗宴―
解説
Ⅰ 時代閉塞の現状
第1章 『若者は再び政治化するか』小谷 敏
第2章 『若者と大人たちの簡単で安全で優しい関係―知識と関係をめぐる考察―』草柳 千早
第3章 『キャラ化する政治意識の行方―素人っぽさの時代の国政選挙―』土井 隆義
Ⅱ 右翼・左翼・ナショナリズム
第4章 『「ネット右翼」的なるものの虚実―調査データからの実証的検討―』辻 大介・藤田 智博
第5章 『「若者の右傾化」論の背景と新しいナショナリズム論―戦後日本の左右対立と東アジア地政学の同時変容という視点から―』高原 基彰
第6章 『あえて左翼とナショナリズムを擁護する？』萱野 稔人
Ⅲ 社会を変える力を求めて
第7章 『21世紀の「やさしさのゆくえ」』栗原 彬
第8章 『若者文化から政治をみる』渡辺 潤
第9章 『格差問題をめぐる若者たちの政治的実践―「異議申し立て」から参加へ―』今野 晴貴
第10章 『アンダークラスでもなく国民でもなく―若者の政治的身体―』中西 新太郎
執筆者略歴
内容（「BOOK」データベースより）
生きづらさ、キャラ化、ネット右翼、ナショナリズム、「やさしさのゆくえ」、格差問題…若者たちは、いまをどう生きているのか?―。
著者について
1956年生まれ、大妻女子大学教授。
1960年生まれ、筑波大学教授。
1964年生まれ、東京学芸大学准教授。
1960年生まれ、上智大学教授。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
小谷 敏
1956年鳥取県生まれ。中央大学大学院博士課程満期退学。現在、大妻女子大学人間関係学部教授。専攻は現代文化論、マスコミュニケーション論
土井 隆義
1960年山口県生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程中退。現在、筑波大学大学院人文社会科学研究科教授。専攻は社会学、逸脱行動論
芳賀 学
1960年東京都生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。現在、上智大学総合人間科学部教授。専攻は宗教社会学、文化社会学
浅野 智彦
1964年宮城県生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。現在、東京学芸大学教育学部准教授。専攻は自己論、アイデンティティ論、物語論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■目次
編集のことば
多声的な若者言説の饗宴
Ⅰ 時代閉塞の現状
第1章 若者は再び政治化するか
第2章 若者と大人たちの簡単で安全で優しい関係――知識と関係をめぐる考察
第3章 キャラ化する政治意識の行方――素人っぽさの時代の国政選挙
Ⅱ 右翼・左翼・ナショナリズム
第4章 「ネット右翼」的なるものの虚実――調査データからの実証的検討
第5章 「若者の右傾化」論の背景と新しいナショナリズム論――戦後日本の左右対立と東アジア地政学の同時変容という視点から
第6章 あえて左翼とナショナリズムを擁護する？
Ⅲ 社会を変える力を求めて
第7章 21世紀の「やさしさのゆくえ」
第8章 若者文化から政治をみる
第9章 格差問題をめぐる若者たちの政治的実践――「異議申し立て」から参加へ
第10章 アンダークラスでもなく国民でもなく――若者の政治的身体
■引用
■書評・紹介
■言及
＊作成：樋口 也寸志