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『薬剤師のための添付文書活用ハンドブック』

山村 重雄 20101025 日経メディカル開発,112p.

last update:20131208

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■山村 重雄 20101025 『薬剤師のための添付文書活用ハンドブック』,日経メディカル開発,112p. ISBN-10:4931400604 ISBN-13:978-4931400603 ¥1500+税 [amazon][kinokuniya] ※ sjs

■内容

(「amazon」より)
添付文書は、医薬品の最も基本的でかつ最も重要な情報源です。薬剤師が日常の業務の中で、添付文書を情報源として最大限に活用するためには、何をどう読み取ればよいのでしょうか。 本書は、添付文書に記載される情報の意味を概説し、その特性を解説するとともに、実践に即した具体的な活用術を開陳する、実用的なハンドブックです。 保険薬剤師、病院薬剤師、薬学部学生必携の1冊です。

(「BOOK」データベースより)
薬剤師なら添付文書はこう使う。薬の特性を読み取るコツと服薬指導に活かすノウハウ。

■目次

はじめに…3
1 医薬品添付文書とは…7
2 医療用医薬品の添付文書に記載されている内容…11
3 添付文書の読み方…23
 3-1 医薬品の名前から特徴を読む…24
 3-2 不思議な警告と禁忌…28
 3-3 剤形や投与量が変わると適応症が変わる…34
 3-4 用法・用量…38
  「適宜増減」「適宜減量」「適宜増量」から薬の特徴を捉える
  □「適宜増減」と書いてある薬、かいてない薬
  □「適宜減量」あるいは「適宜増量」と記載されている薬
 3-5 使用上の注意(相互作用)…46
  □たんぱく結合率の高い酸性医薬品の併用を考える
  □代謝過程で相互作用を起こす可能性がある薬物を予想する
  □チトクロムP450のサブタイプと相互作用の発現を考える
 3-6 使用上の注意(副作用)…58
  □副作用発現状況の概要の症例数、程度によって対応は異なる
  □患者情報も副作用予防に役立てる
 3-7 薬物動態を読み解く…66
  □「分布容積」について考える
  □「生物学的半減期」は作用発現時間や作用持続時間を示すパラメーター
  □薬物動態パラメーターとして「クリアランス」を考える
  □体内動態の情報から増量、併用での注意点を発見する
  □体内動態の「非線形性」によって起こることは
  □体内動態から医薬品の副作用を予測する
  □腎排泄型・肝代謝型を見分ける
 3-8 薬効薬理の情報を使う…90
  □添付文書斜め読みのすすめ
 3-9 有効成分に関する理化学的知見…94
  □pKaの値から塩基性物質の服薬説明を考える
  □分配係数を用いて腎臓からの排泄されやすさを見積もる
索引…103

■SJSに関連する部分の引用

p64
□予測できる副作用、予測できない副作用
 腎排泄型医薬品を投与するときには定期的に患者さんの血液検査の結果を見せてもらい、腎機能の変化に注意し、腎機能の低下が見られたときは、同じ作用のある他の薬への変更を医師に求めるなどの対応が必要です。
 薬理作用の延長によって起こる副作用、例えば、糖尿病治療薬の低血糖や高血圧治療薬の低血圧などは薬理作用から容易に予測でき、誰にでも起きる可能性があるので、対処法も含めて患者さんにお話しする必要があるでしょう。
 一方、NSAIDsや抗生物質などで稀に起こる重大な副作用であるスティーブンス・ジョンソン症候群などのアレルギー性の副作用は予測するのは非常に困難です。このような場合は、初期症状である眼瞼や口唇の発赤や皮疹などが生じたら必ず連絡するよう患者さんに話し、副作用の検出力を高める必要があります。


*作成:植村 要
UP:20131208 REV:
スティーブンスジョンソン症候群  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
 
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