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『愛の労働あるいは依存とケアの正義論』

Kittay, Eva Feder 1999 Love's Labor: Essays on Women, Equality, and Dependency,Routledge.
=20100910 岡野 八代・牟田 和恵監訳,白澤社,443p.


Last Update:20101028
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Kittay, Eva Feder 1999 Love's Labor: Essays on Women, Equality, and Dependency Routledge =20100910 岡野 八代・牟田 和恵監訳,白澤社,443p. ISBN-10:4768479359 ISBN-13:978-4768479353 \4620 [amazon][kinokuniya] ※

■内容
(「BOOK」データベースより)
子育て、障碍者介助、病人や高齢者介護など、主に女性たちが担ってきた依存者へのケア労働は、これまで平等や自由の構想から排除されてきた。ロールズに代表される現代の正義論を根底から読みなおし、ケアを受けること/与えることを社会の核としてとらえる、新たな平等の地平を切り拓く。政治思想、法哲学、フェミニズム理論をつなぐ哲学者エヴァ・キテイ著“LOVE’S LABOR”待望の邦訳。

■目次
第1部 愛の労働―依存は何を要請しているのか
 第1章 依存と平等の関係
 第2章 脆弱性と依存関係の道徳
第2部 政治的リベラリズムと人間の依存
 第3章 平等の前提
 第4章 社会的協働の恩恵と負担
第3部 みな誰かお母さんの子どもである
 第5章 政策とケアの公的倫理
 第6章 「私のやり方じゃなくて、あなたのやり方でやればいい。セーシャ。ゆっくりとね。」―個人的な語り
 第7章 違いのある子どもへの母的思考

■引用

■書評・紹介
樋口明彦(大阪大学大学院人間科学研究科・社会学)による内容紹介とコメント→
    
■言及

■著者による講演会
◆2010/11/10 18:30〜 講演会「ケアの倫理からグローバルな正義へ」
於:同志社大学今出川キャンパス 明徳館 M1番教室

◆2010/11/12 15:00〜17:00 「エヴァ・キテイ『愛の労働』をめぐって」ワークショップ
於:東京大学教育学部第一会議室、東大赤門そば

◆11月13日(土)18時〜 講演会「ケアの倫理からグローバルな正義へ」
於:お茶の水女子大学 大学院棟会議室

岡野八代による講演会の案内 (「ウィメンズ アクション ネットワーク(WAN)」
「ケアすることが公正なとき、正義はケアをしている」


*作成:八木 慎一 
UP:20100910 REV:20101028
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