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『枯れるように死にたい――「老衰死」ができないわけ』

田中 奈保美 201008 新潮社,250p.

last update:20150223

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■田中 奈保美 201008 『枯れるように死にたい――「老衰死」ができないわけ』,新潮社,250p. ISBN-10:4103268212 ISBN-13:978-4103268215 1500+ [amazon][kinokuniya] ※ a06. d01

■内容

医療が終末期高齢者の死を先延ばししている?実情の取材を始めた著者が見たのは、鼻や胃に通した管から栄養を送られ、ただ時を過ごすお年寄りの涙だった。その矢先、96歳の姑が脳疾患で倒れ、意識不明。担当医には当然のように人工栄養を勧められるが…。「人間らしい最期」の在り方とは?人工栄養という延命治療が高齢者から自然な最期を遠ざける―。家族と自分のためにいま、知っておきたいこと。

■目次

プロローグ 姑、倒れる
第1章 初めての老人福祉施設
第2章 特別養護老人ホームでの看取り
第3章 親のターミナル(終末期)と親孝行
第4章 「胃ろう」で生きるとは
姑、倒れる――その後
第5章 胃ろうを中止するのは「殺人」というけれど
第6章 ぬくもりだけでいい、生きていてほしい
第7章 リビングウィルと尊厳ある死について
エピローグ 姑の退院、そして自宅での最期

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:安田 智博
UP: 20150223 REV: 20150223
老い 死 death/dying  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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