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『十七歳の自閉症裁判――寝屋川事件の遺したもの (岩波現代文庫)』

佐藤幹夫 20100716 岩波書店,343p.

last update:20110221

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佐藤幹夫 20100716 『十七歳の自閉症裁判――寝屋川事件の遺したもの (岩波現代文庫)』,岩波書店,343p. ISBN-10:4006032048 ISBN-13:978-4006032043  \1365 [amazon][kinokuniya] ※ d/m01b

■内容

二〇〇五年二月、大阪の小学校で教師殺傷事件が起きた。
犯人は対人関係にハンディキャップのある十七歳の少年。
「凶悪不可解な少年事件」に少年審判や刑事司法はいかに向き合ったか。
動機や責任能力をめぐり精神医学が直面した難問とは何か。
真の贖罪・更生には何が必要か。
綿密な取材から描く迫真のノンフィクション。

2005年2月、大阪の小学校で起きた教師殺傷事件。犯人は対人関係に「障害」があるとされる17歳の少年だった。犯行動機や責任能力をめぐって少年司法や精神医学が直面した未知の難問を描き、真の贖罪と更生のあり方を示す。

著者紹介

佐藤幹夫[サトウミキオ]
1953年秋田県生まれ。21年間養護学校教員を務めたあと、2001年からフリージャーナリスト。更生保護法人同歩会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次

はじめに 診断名をつけて一件落着、ではない
第1章 その日、小学校で起こったこと―事件
第2章 「ずっと辛かった、不安がぬぐいきれなかった」―加害少年の一七年
第3章 家裁はなぜ検察に送致したのか―審判から刑事法廷へ
第4章 心からの謝罪とは―供述
第5章 司法と精神医学が抱えた難問―責任能力と処遇
第6章 刑罰も治療も―判決
おわりに まずは社会的な受け皿の整備こそ―「刑罰か保護処分か」という問いを超えて

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:三野 宏治
UP:20110221 REV:
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