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『生――生存・生き方・生命』(自由への問い 8)

加藤秀一 責任編集 20100723 岩波書店,244p.

last update:20110416

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加藤 秀一 責任編集 20100723 『生――生存・生き方・生命』(自由への問い 8),岩波書店,244p. ISBN-10: 4000283588  ISBN-13: 978-4000283588  \2100 [amazon][kinokuniya]

■内容

生きることは不自由だが、それはなぜかを問えることにこそ「自由」も宿る。本書は、人間の「生」のそんな限界と可能性を、次の三つの視座から照射する。一、すべての人間がともかく健康に「生存」するための条件。二、制度やシステムではなく個人の「生き方」に焦点化した自由論。三、人間の「生命」の管理・操作・収奪の問い直し。他の巻の全ての論考にななめから切り込む考察。

■目次

【対論】
 生存・生き方・生命  加藤秀一・岡野八代

I 【考察】人間的生と自由
 「自由」がなぜ問題か  彦坂 諦(作家)
 自由と暴力,あるいは〈関係の暴力性〉をめぐって  藤野 寛(一橋大学)

II 【問題状況】誕生と死のあいだで
 <生む自由/生まれる自由>のためのノート  加藤秀一(明治学院大学)
 「小さな社会圏」についてのノート  杉田俊介(ヘルパー,ライター)
 「性」をめぐる自由 について――親密「権」を用いた検討  青山 薫(京都大学文学研究科 GCOE)
 「死にゆく過程の構築と生の意味をめぐる自由  奥山敏雄(筑波大学)

III 【構想】自由とは何でありうるか
 自由か幸福か,あるいは自由という幸福か   大屋雄裕(名古屋大学)
 どのようであることもできるについて  立岩真也(立命館大学)

■引用


■書評・紹介


■言及




*作成:八木 慎一
UP:20100802 REV:20100803, 20110416
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