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『高齢者の妄想――老いの孤独の一側面』

浅野 弘毅・阿保 順子 編 批評社,136p.

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浅野 弘毅阿保 順子 編 20100725 『高齢者の妄想――老いの孤独の一側面』,批評社,メンタルヘルス・ライブラリー26,136p. ISBN-10: 4826505299 ISBN-13: 978-4826505291 1600+ [amazon][kinokuniya] ※ m. a06. b01.

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内容(「BOOK」データベースより)
高齢者が不遇をかこって孤独と妄想のなかで呻吟している有り様は、「老い」を排除と「介護」の対象としてとらえ、「老い」の居場所が奪われていることを示している。寄る辺ない生を生きる高齢者の心的世界を精神医学的考察と臨床によって解読する。

■編者

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
浅野 弘毅
1946年生まれ。東北大学医学部卒業。仙台市デイケアセンター所長、仙台市太白保健所長、仙台市立病院神経精神科部長兼老人性痴呆疾患センター室長、認知症介護研究・研修仙台センター副センター長などを経て、現在、東北福祉大学健康科学部保健看護学科教授兼東北福祉大学せんだんホスピタル院長。日本デイケア学会副理事長、日本外来精神医療学会常任理事、日本社会精神医学会理事。『季刊精神医療』(編集=「精神医療」編集委員会、発行批評社)編集委員

阿保 順子
1949年生まれ。弘前大学大学院人文科学研究科修士課程修了(文学)。北海道医療大学看護福祉学部教授を経て、長野看護大学学長。「精神医療」編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次

はしがき 浅野弘毅 著 3-6
作話と被害妄想 大井玄 著 11-20
花咲くをとめ達 星野征光 著 21-32
猫と私と、時々、団地 岩田明子 著 33-44
高齢者が妄想を呈する時 高田知二 著 45-56
一人暮らしの女性高齢者の幻覚妄想状態 粟田主一 著 57-68
妄想と高齢者、援助者との関係 小野寺敦志 著 69-78
木陰で老い人の不思議な語りを聴く 西川勝 著 79-88
認知症高齢者と妄想 高橋幸男 著 89-101
配偶者のいる孤独 近藤等 著 102-112
高齢者の妄想 浅野弘毅 著 113-123
虚構と現実が行き交う場所 阿保順子 著 124-134


UP:20110731 REV:
浅野 弘毅  ◇阿保 順子  ◇老い  ◇ぼけ・ぼける・痴呆・認知症  ◇精神障害/精神医療  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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