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『ウツになりたいという病』
植木 理恵 20100622 集英社新書,192p.
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last update:20160502
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■植木 理恵 20100622 『ウツになりたいという病』,集英社新書,192p. ISBN-10:4087205460 ISBN-13:978-4087205466 680+
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■内容
今や国民病になってしまった感のあるウツ病。ウツ病自体は投薬や治療が必要な病気だが、最近、薬も治療も効果をあげないウツ症状に悩む人が臨床の場で増加している。この新しいタイプの症状の多くは従来のウツ病ではなく、本人のアイデンティティに根ざした問題や、過度のポジティブ・シンキング信仰、また人格障害に起因する“ウツもどき”が多いという。本書はこの新しい症状を従来のウツ病との比較の上で、三つの類型にわけ、臨床例をまじえながら分析。そして、この「ウツになりたいという病」への処方箋をわかりやすく提示する。
■著者紹介
植木理恵[ウエキリエ]
1975年大分県生まれ。心理学者、臨床心理士。東京大学大学院教育心理学科を修了後、文科省特別研究員として心理学の実証的研究を行なう。日本教育心理学会で最難関の「城戸奨励賞」「優秀論文賞」を史上最年少で連続受賞。山王病院の心療内科でカウンセリングに携わり、慶應義塾大学理工学部で講師を勤める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■目次
第1章 ウツ気分を大量生産する社会の秘密
第2章 ウツになりたいという病
第3章 ポジティブシンキングとウツ症状の侮れない関係
第4章 ウツ状態から抜け出る考え方
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:
安田 智博
UP:20160502 REV:
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