HOME > BOOK >

『年金と子ども手当』(一橋大学経済研究叢書 57)

高山 憲之 20100316 岩波書店,160p.

last update:20110413

このHP経由で購入すると寄付されます

■高山 憲之 20100316 『年金と子ども手当』(一橋大学経済研究叢書 57),岩波書店,160p. ISBN-10:4000099175 \3360 [amazon][kinokuniya] ※ i04 l

■内容

内容紹介
年金記録漏れは今も生じており、将来もゼロにはできない。宙に浮いた年金記録は米国に2.5億件、英国にも1.2億件ある。日本の年金水準は下げていくはずであったのに、デフレ下で上昇しつづけている。子ども手当の導入で利益が多いのは共稼ぎ世帯よりも専業主婦世帯である……等々驚きの新事実が明らかになる。

内容(「BOOK」データベースより)
二〇〇七年春に約五〇〇〇万件の記録漏れが発覚した日本の年金。その記録漏れは今も生じており、将来もゼロにはできない。宙に浮いた年金記録はアメリカで二・五億件、イギリスで一・二億件も存在する。日本の年金水準は下げていくはずであったのにもかかわらず、デフレ下で逆に上昇しつづけている。子ども手当の導入で利益が多いのは、共稼ぎ世帯よりも専業主婦世帯である…等々驚きの新事実を明らかにする。

■目次

第1章 日本における年金記録問題
  問題の所在
  年金記録管理の実態および記録漏れ・給付漏れの原因
  政府と対応
  年金記録改ざんの深層
  年金記録問題への中長期的対応
第2章 諸外国における年金記録問題と税・社会保険料の一体徴収
  米英等における宙に浮いた年金記録問題
  各国の社会保障番号制度と税・社会保険料の一体徴収
第3章 基礎年金の見直し―税方式化と最低保障年金化をめぐって
  社会保険方式の長所と短所
  税方式化の長所と短所
  税方式化による年金負担の増減―粗い試算
  消費税財源の最低保障年金―新たな提案
第4章 年金の2009年財政検証に寄せて
  持続的賃金デフレ下におけるモデル年金水準の上昇
  年金給付水準の示し方
  経済前提に対する考え方
  年々の収支とバランスシート
  年金制度の抜本改革へ
  民主党の所得比例年金案
  年金数理部局の独立・中立機関化
第5章 子ども手当の導入効果
  問題の所在
  推計方法
  民主党案の主要な推計結果
  代替案に対する主要な推計結果
  推計結果の要約
  残された課題

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:大谷 通高
UP: 20110413 REV:
年金 ◇生活 [Life]・ 生存 [Survival]   ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
TOP HOME (http://www.arsvi.com)