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『社会保障――セキュリティの構造転換へ』(自由への問い 第2巻)

宮本 太郎 20100324 岩波書店,224p.

last update:20110628

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宮本 太郎 20100324 『社会保障――セキュリティの構造転換へ』(自由への問い 第2巻),岩波書店,224p. ISBN-10:4000283529 ISBN-13:978-4000283526 \2100 [amazon][kinokuniya]※ss

■内容


内容紹介(Amazonより)
新自由主義的な諸政策のもと、社会保障の抑制と信頼の衰退は社会に不安とリスクを増大させた。監視や安全保障によるセキュリティ強化から、人々のライフチャンスと自由を拡げる社会保障としてのセキュリティへの構造転換はいかに可能か。20世紀型の福祉国家の限界をふまえ、より広い合意にもとづく具体的な制度構想を探る。
内容(「BOOK」データベースより)
相互の不信と対立が煽られる分断社会のなか、社会保障の抑制は人々の不安とリスクをますます増大させてきた。監視・統制や安全保障の拡充としてのセキュリティ強化ではなく、ライフチャンスと自由の拡大を可能にする新しい社会保障へ。従来の福祉国家の限界を見すえながら具体的な制度構想を論じ、自由と社会保障の積極的な関係を描く。

■目次


対論 セキュリティの構造転換へ
1 考察―社会保障理念の再構築(生活保障としての安全保障へ
社会保障法の基本理念としての自由)
2 問題状況―矛盾はどこに、いかにあるか(自由と生存をひきかえにするな!
最低保障改革の動向と自由―包摂の名による排除)
3 構想―自由のための社会保障制度(財政は信頼を作り出せるか?
ベーシック・インカム、自由、政治的実現可能性
「二つの自由」への福祉国家改革)

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:竹川 慎吾
UP:20110628 REV:
社会保障研究所  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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