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『少年事件 心は裁判でどう扱われるか――弁護士と児童精神科医の対話』

高岡 健 編 20100105 明石書店,275p.

last update: 20110622

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高岡 健 編 20100105 『少年事件 心は裁判でどう扱われるか――弁護士と児童精神科医の対話』,明石書店,275p. ISBN-10: 475033118X ISBN-13: 978-4750331188 \1890 [amazon][kinokuniya] ※ m m-r

■内容

少年事件を手がける弁護士4人と少年の鑑定を行う精神科医が、2000年以降に起こった少年事件を取り上げ、加速度的に進んできた厳罰化の問題性と少年を取り巻く司法状況とともに、少年の心や生育環境にも目を向けて総合的に考えていくことの重要性を問う。
・(「BOOK」データベースより)
少年事件を手がける4人の弁護士と少年の精神鑑定に携わる児童精神科医の対話を通じて迫る少年審判・刑事裁判の実際と問題性。少年の心・育ち・環境に目を凝らし、非行に至った背景と動因を解明することの重要性をあらためて問いかける。

■目次

第1部 心は少年法でどう扱われるか
 非行少年の法と精神障害者の法
 少年法とはどういうものか
 少年法で扱われる心
 少年法「改正」・再「改正」・再々「改正」
第2部 子どもは少さな大人ではない
 逆送と五五条移送
 少年刑事裁判――模擬裁判を通して
 高田馬場事件をめぐって
 板橋事件の意味するもの
第3部 少年事件の背景と動因
 昭和区事件をめぐって
 子どもセンター「パオ」とシェルター
 岡崎市ホームレス連続襲撃事件の少年たち
 児童自立支援施設――愛知学園事件
第4部 少年事件の付添人・弁護人活動
 再び岡崎市ホームレス連続襲撃事件について
 「小さな」事件における付添人・弁護人活動
 少年事件に携わる弁護士の誕生

■言及

◆立岩 真也 20140825 『自閉症連続体の時代』,みすず書房,352p. ISBN-10: 4622078457 ISBN-13: 978-4622078456 3700+ [amazon][kinokuniya] ※


*作成:山口 真紀

UP:20110505 REV: 20110622, 20140825
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