『「民都」大阪対「帝都」東京』
原 武史 19980610 講談社 254p
last update: 20120112
■原 武史 19980610 『「民都」大阪対「帝都」東京』, 講談社 , 254p. ISBN-10:4062581337 ISBN-13:978-4062581332 \1785 [amazon]/[kinokuniya]
■内容
大阪には東京を圧倒するパワ-があった…。戦前、大阪は人口・面積ともに東京を凌駕していた。私鉄を中心に花開く市民の文化。だが「民衆の都」を帝国の秩序は許さない。思想史叙述に新生面が今、ひらける
内容(「BOOK」データベースより)
大阪。30年代まで人口、面積、経済すべてに「帝都」を圧した「民衆の都」。ターミナル・デパート、高級住宅地…。私鉄を中心に花開く市民の文化。しかし、昭和天皇の行幸を境に「帝国の秩序」が浸透し、人びとの心は変容する。権力の装置=「国鉄」と関西私鉄との葛藤を通し、「都市の自由」の可能性とその挫折を描く。
内容(「MARC」データベースより)
1930年代まで大阪は、私鉄を中心に花開き、すべてに「帝都」を圧した「民衆の都」だった…。権力の装置=「国鉄」と関西私鉄との葛藤を通し、「都市の自由」の可能性とその挫折を描く。
■目次
第1章 私鉄という文化装置
第2章 「私鉄王国」の黎明
第3章 「阪急文化圏」の成立
第4章 昭和天皇の登場
第5章 阪急クロス問題
第6章 「帝都」としての大阪
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:中田 喜一