『タフラブという快刀』
信田 さよ子 20091118 梧桐書院,216p.
last update:20110428
■信田 さよ子 20091118 『タフラブという快刀』,梧桐書院,216p. ISBN-10:4340120006 ISBN-13:978-4326152476 \1470 [amazon]/[kinokuniya]※ m ac
■内容
『母が重くてたまらない』(春秋社)、『アダルト・チルドレンという物語』(文春文庫)等々、多くのヒットを世に送り出してきた著者。今回は<タフラブ>という<快刀>を手に夫婦、親子、家族に複雑に絡みつく<常識や固定観念>を断ち切っていく。ところで<タフラブ>とは何か。子どもが目の前で転んだときすぐさま駆け寄って起こしてやるのではなく、手を貸す衝動を抑えて自力で起き上がるのを見守る。分かりやすく言えばこれが<タフラブ>。尽くす愛、耐える愛、包み込む愛ではなく手放す愛、見守る愛、断念する愛。<タフラブ>から本当の愛とは何なのかを考えさせられる。ぜひ男女問わず読んでもらいたい。
■目次
序章 タフラブは、愛の革命
第一章 夫婦や親子は、なぜ「こじれる」のか
第二章 「包み込む愛」の限界と罪
第三章 「あなたの問題」と「私の問題」を切り分ける
第四章 「タフに生きる」は、だれにでもできる
第五章 「関係」からの開放がもたらすもの
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:山口 真紀