『足文字は叫ぶ!』
新田 勲 編 20091110 現代書館,270p.
◆新田 勲 編 20091110 『足文字は叫ぶ!――全身性障害のいのちの保障を』,現代書館,270p. ISBN-10: 476843486X ISBN-13: 978-4768434864 2200+ [amazon]/[kinokuniya] ※
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*この本は、以下の本がもとになっていますが中身はだいぶ変わっています。
◆新田 勲 20080315 『足文字は叫ぶ!』,全国公的介護保障要求者組合,434p.
■目次
はじめに――『足文字は叫ぶ!』をつくるにあたって
目指せ! プロ障害者
第1部 障害者運動と介護保障
第一章 全身性重度障害者として生きる――パーソナル・アシスタンス/ダイレクト・ペイメントの原点
第二章 日本の福祉の危機――福祉基礎構造改革に抗う;
第三章 「怨み」と「憾み」、そして「恨み」
第四章 横山晃久氏との対話
第五章 過去から現在に向けての提言
第六章 立岩真也氏との対話
第七章 新しい介護保障のビジョン
第八章 これからの障害者運動のために
第2部 ともに生きる関係
第九章 パーソナル・アシスタンス/ダイレクト・ペイメントを求めて
第十章 介護について
第十一章 異性介護バンザイ!
第十二章 ともに生きる時間を志して
第3部 いのちの保障
第十三章 国家の福祉政策と人間のいのち
第十四章 いのちは生きるためにある――「尊厳死」など存在しない
第十五章 今こそ、真の公的介護保障を要求する
補論 障害者自立支援法の「条件付き廃止」を求める
資料 社会福祉と公的介護保障要求運動の年表
あとがき
寄稿者紹介
■広告
◆現代書館のWebサイト http://www.gendaishokan.co.jp/goods/ISBN978-4-7684-3486-4.htm
脳性マヒによる言語障害と四肢マヒで、足で文字を書いてコミュニケーションをとる著者が、施設から出て在宅生活を始めた70年代からの介護保障運動の歴史を総括。足文字を一文字一文字介助者が読み取り、社会が受け止め、世の中が変わってきた。
[著者紹介・編集担当者より]
新田さんは、府中療育センター入所時代の人体実験まがいの療育に「我々はモルモットではない」と抵抗。府中療育センター闘争の後、何の介助サービスもないなか在宅生活を開始。介助者と共に公的介護保障要求者組合を結成し日本の介護保障を担ってきた。(猫)
■書評・紹介・言及
◆立岩 真也 2020/03/10 『介助の仕事――街で暮らす/を支える』,ちくま新書,筑摩書房,238p. 820+