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『アフリカ問題――開発と援助の世界史』

平野 克己 20091110 日本評論社,332p.


last update:20100712
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■平野 克己  20091110 『アフリカ問題――開発と援助の世界史』,日本評論社,332p. ISBN-10:4535555052 ISBN-13:978-4535555051 \3465 [amazon] [kinokuniya] ※

■内容

(「BOOK」データベースより)
われわれは「アフリカ」を通して世界の苦悩と対峙している。通説を破る援助論。

■目次

はじめに

第1章 開発思想の誕生

1.南北問題という思想

・世界理念としての開発
・プレビッシュ=シンガー・テーゼ
・従属論
・NIEO

2.新政策、開発援助

・植民地政策から開発援助政策へ
・EECとヤウンデ協定
・戦後復興援助から開発援助政策へ
・PL480
・ケネディ政権
・緑の革命
・戦後賠償から開発援助政策へ
・世界銀行の誕生

3.南北問題論の混迷

・1970年代経済危機
・OPECの失敗
・ロメ協定
・援助論迷走

第2章 南北問題からアフリカ問題へ

1.新しい開発思想

・NIESの台頭
・従属論のNICs否定
・輸出志向型工業化と開発の政治経済学
・日本の開発論

2.アフリカ問題の浮上

・アフリカの転落
・最後の南北問題論
・構造調整という開発思想
・ハーグ報告の政策論
・NIES研究とハーグ報告

3.アフリカ問題の時代

・ODAアフリカ期
・ガバナンス論
・アジア通貨危機と構造調整
・PRSP 
・人間の安全保障
・ODAダウンサイジング
・ODA無償化と債務と債務削減
・貧困問題のアフリカ化
・新しい開発経済学
・開発におけるアフリカ問題

第3章 アフリカ農業とリカードの罠

1.20世紀アフリカの経済動向

・開発の後退
・収穫逓減の罠

2.アフリカにおける穀物生産

・最大の生活産業
・根菜類による穀物代替
・外延的拡大
・農民の収穫逓減
・農業貿易の赤字化
・急増する穀物輸出

3.穀物生産性と経済成長

・近代農業革命
・緑の革命批判
・日本の貢献
・日本の経験
・耕作面積と土地生産性
・収穫変動
・高成長人口小国
・政府の失敗
・政策発動の要請

第4章 農業と工業をむすぶ貧困の連関

1.低雇用高賃金製造業

・高い労働生産性と資本装備率の謎
・ジンバブエ、フィリピン、インドネシア
・ケニアと中国
・南アフリカとタイ
・特化と雇用
・高い労働分配率の謎
・賃金水準を左右するもの
・効率賃金仮説
・低い資本生産性

2.低投入低収量高価格農業

・穀物価格
・肥料価格
・貧困の連関

3.アフリカ低成長分析

・アフリカ・ダミーという方法
・民族言語多様性項
・貿易開放度
・アフリカの資源賦存

第5章 アフリカの成長反転

1.経済成長の様相

・突然の反転
・資源価格との相関
・対アフリカ投資の増加
・輸出構成
・産業構造の変化
・中国のアフリカ構成
・中国の新しいアフリカ政策
・米中協調
・アフリカに発生した日本の国益

2.アフリカの政治

・バッド・ガバナンスと経済成長
・政治経済学のアフリカ政治論
・政治学のアフリカ国家観
・資源の呪い

3.拡大する企業のプレゼンス

・CSRとはなにか
・資源ビジネスとCRS
・南アフリカ企業
・BOPビジネス
・経済ダイナミズムの主役

第6章 アフリカ問題の新しい展開

1.開発途上国の経済成長をどう理解するか

・貿易と開発
・資源価格と国際ジニ係数
・国内所得分布との関係
・開発をめぐる二つの思想
・競争としての開発

2.ODAの新しい展開

・対アフリカ援助の急増
・国際テロ対策とアフリカ
・モンテレ―構想
・日本のODAの構造変化

3.政策科学としての援助論

・開発援助政策の目的をめぐる議論
・日本のODA大綱
・社会政策的ODA
・開発援助における目的と手段の整合性
・ODAイノベーション
・官民連携の考え方
・ディマンド・プルのODA事業
・国境を越えた開発
・投資促進と国益貢献
・資源の呪いとの戦い

参考文献

索引

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:三野 宏治 
UP:20100712 REV:
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