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『女性たちの大学院――社会人が大学院の門をくぐる時』

須藤 八千代・渋谷 典子 編 20091025 生活書院,263p.


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■須藤 八千代・渋谷 典子 編 20091025 『女性たちの大学院――社会人が大学院の門をくぐる時』,生活書院,263p. ISBN-10: 4903690466 ISBN-13: 978-4903690469 \2310 [amazon][kinokuniya]

■著者紹介
須藤 八千代(すどう・やちよ)
1948年静岡県生まれ。横浜市ソーシャルワーカーを経て、2001年より愛知県立大学教員となる

渋谷 典子(しぶや・のりこ)
1956年、横浜市に生まれる。子育てのため退職後、10年を経て37歳のとき、女性グループの活動に参加。現在は、女性たちの社会参画を支援するNPO法人参画プラネット代表理事。名古屋大学大学院法学研究科博士前期課程へ48歳で入学し、現在は博士後期課程に在籍。NPO「活動者」と労働法をテーマに研究を継続しつつ、女性の社会参画をさらに推進するための活動に取り組んでいる
■目次
    第1章 社会人女子学生をとおして見る大学院の現在 須藤八千代(愛知県立大学教授)

      1 「社会人女子学生」と呼ばれる女性たち
        大学の今
        社会人女子学生とはだれか

      2 社会人女子学生という経験
        大学時代
        大学院までの道のり
        大学院でのめぐまれた出会い
        大学院での豊かな時間と人との交わり

      3 知との交流
        「障害者の母親」というテーマ
        学問知とは何か

      4 学ぶ者から教える者へ
        共同的な文化創造の場

    第2章 学問と社会実践のコラボレーション――クリティカルな思考を求めて 桑島薫(東京大学大学院)

      1 はじめに

      2 留学と就職
        アメリカ留学、そして女性センターへ
        ジェンダー問題と文化との交差への関心

      3 学問の再開と仕事との両立
        再び大学院へ
        仕事を捨てる選択
        一五年のギャップ
        母親兼大学院生
        批判的思考

      4 大学院生活と修士論文
        いろいろなゼミのスタイル
        修士論文の執筆

      5 博士課程へ、そして実践の人類学へ
        東京大学博士後期課程へ
        応用・実践人類学
        「人類学バトル」――「役に立つ人類学」を目指すべきではない!?

      6 おわりに
        社会人が大学に入って得るもの
        実践の「知」の循環

    第3章 暮らし・仕事・研究――女性社会人院生の希望と課題 堀内真由美(大阪大学大学院)

      1 はじめに

      2 中学の英語教師として
        社会人大学院生との出会い
        初めての仕事と見えてきた「問題」

      3 イギリス留学――収穫と課題
        社会人、留学準備におわれる
        留学体験――学校、寮
        イギリスでの収穫と残った課題

      4 社会人院生への道
        社会人院生、再び

      5 おわりに

    第4章 実りの秋からあこがれの冬へ――ただ学びたかった私 真野敏子(名古屋大学大学院)

      1 はじめに――私の祖母たち
        非識字者の祖母と暮らして

      2 母子家庭の母の方略
        母の願い
        働くことと詩を書くこと

      3 学びの開拓者たち
        放送大学との出会い――知ることの楽しさ
        仕事をやめても卒業研究

      4 扉の向こうのもうひとつの扉を押して――名古屋大学大学院教育発達科学研究科へ
        迷走するステージの始まり
        学びの当事者として

      5 大学で学んだこと 大学に望むこと
        遠隔教育と伝統的教育のあいだで
        修士論文と人生の経験

      6 おわりに――収穫期を終えて今

    第5章 わたしの人生のブレイク――放送大学大学院への道 林やすこ(NPO法人参画プラネット)

      1 はじめに

      2 きっかけは大病――わたしの大学への道

      3 私の来歴
        家族と商売
        断念した大学進学
        社会との葛藤

      4 転機――マイナス要因をプラスへ
        病に倒れて
        ライフワークとの出会い

      5 放送大学という選択
        大学への道
        やっとの思いで提出した修士論文

      6 学びの発見がさらに新しい学びへ

    第6章 65歳、ただいま大学院博士課程在籍中 伊里タミ子(金城学院大学大学院)

      1 はじめに

      2 人生の転機がやってきた
        人生の転機
        福祉の学びへ

      3 グランドマザーは花の女子大生
        金城学院大学へ
        ジェンダー論との出会い
        社会福祉士資格の取得
        夢にみた卒業ガウン

      4 大学院で学ぶ意味
        社会学という学問
        要はやる気の問題
        人生最後の学生生活

      5 主婦が学ぶということの課題

      6 おわりに

    第7章 大学院は可能性をはらんだ未知の人生を生きるためのソフト 内藤節子(NPO法人手しごと屋豊橋代表)

      1 団塊の世代のライフ・ヒストリー
        貧しかった学童期からフェミニストへ
        日本育英会の特別奨学金
        母を楽にしてあげたかった
        仕事と育児の両立
        職場の男女差別

      2 居場所をもとめて学問の世界へ
        五〇歳で大学院に挑戦
        卒論で経済学会賞

      3 大学院に挑戦
        大学院入試の失敗
        研究生になり大学院受験準備

      4 国立大学法人化により門戸は広げられた大学院
        社会人入試枠
        学部生よりも大学院生の方が多い新入生
        修論を書かない大学院生 行き場のない大学院生
        大学側の受け入れ体制

      5 大学院での成果
        脇目も振らずに取り組んだ修士論文
        生涯の友との出会い
        修論後のテーマ――エイジズムの打破との出会い

      6 大学院を修了して
        特定非営利法人手しごと屋豊橋の創設
        楽しみな未知の人生――大学院修了は人生の通過点

    第8章 “越境する”研究者と“越境する”実践者 渋谷典子(名古屋大学大学院)

      1 はじめに

      2 「社会人が大学の門をくぐる時」フォーラム開催
        高まる学びへの関心
        経験を積んだ女性が大学・大学院を目指すということ

      3 “ふつうの女性”からNPO活動者へ
        遅すぎることはない
        NPO活動が仕事になるとき
        「ネットワーク型」と「事業型」

      4 名古屋大学大学院法学研究科へ入学
        研究の道へ
        入学式の日
        大学院での学び
        修士論文の執筆
        学びのポイント

      5 社会への発信と「実践研究」
        「若手」研究者として
        「実践研究」への道すじ

      6 大学院と「実践研究」の関係

あとがき ■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:三野 宏治
UP: 20091217 REV:
教育/フリースクール  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK

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