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『福田君を殺して何になる――光市母子殺害事件の陥穽』

増田 美智子 20091001 インシデンツ,238p.

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last update:20180917

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■増田 美智子 20091001 『福田君を殺して何になる――光市母子殺害事件の陥穽』,インシデンツ,238p. ISBN-10:4903538036 ISBN-13:978-4903538037 1500+ [amazon][kinokuniya] ※ c0132

■内容

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内容紹介

1審、2審の無期懲役判決が最高裁で破棄され、2008年4月22日、差し戻し控訴審(広島高裁)で死刑判決を受けた福田孝行被告(28歳)。現在、再び最高裁の判断を待つ福田被告は、どのような心境で過ごしているのか。福田被告と同い年の著者が1年以上も面会と文通を続け、彼の心の深層に迫る。福田被告の両親や兄弟、友人、恩師、弁護士ら総勢100人以上を取材。内気で、不良でもなかった福田被告が、どうして凄惨な事件を起こしてしまったのか。「福田君が死刑になることで、何か1つでも、社会にとって得るものがあってほしい」と願い、取材を続けた著者がたどり着いた結論とは――。ノンフィクション復活をかけた渾身の1冊!

出版社からのコメント

本書が出版されて2年数カ月後、福田孝行君の死刑が確定しました。それを是とする立場でも非とする立場でも、本書から得られる情報は貴重なものです。

著者について

増田 美智子(ますだ みちこ)
1980年12月16日、京都府生まれ。
2002年3月、信州大学工学部社会開発工学科建築コース卒業。ハウスメーカーの採用試験に落ちまくり、方向転換してマスコミ業界を目指す。同年4月、建築専門紙誌を発行する株式会社新建新聞社入社。シックハウス症候群やアスベスト問題などに取り組み、2005年2月、退社。同年3月、日本インターネット新聞株式会社に入社し、『JanJan』編集部記者となる。2006年1月、記事掲載の可否をめぐり、上層部と対立し、退社。その後、時事通信社内政部デスク補助の傍ら、フリーライターとして雑誌やニュースサイトなどに執筆。2009年4月より国立大学法人一橋大学職員。

■目次

序章 予期せぬ返事
1章 少年時代
2章 父親
3章 不謹慎な手紙
4章 謝罪
5章 虚構
6章 弁護士
7章 死刑
終章 当事者

解説 F君の「言の葉」に込められた魂の逡巡を読み解いてほしい 今枝 仁(弁護士)

■引用


■書評・紹介


■言及



*作成:岩ア 弘泰
UP:20180917 REV:
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