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『宝子たち――胎児性水俣病に学んだ50年』

原田 正純 20091030 弦書房,198p.

last update:20150704

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■原田 正純 20091030 『宝子たち――胎児性水俣病に学んだ50年』,弦書房,198p. ISBN-10: 4863290284 ISBN-13: 978-4863290280 2000+ [amazon][kinokuniya] ※ m34.

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 「BOOK」データベースより
 胎児性水俣病の発見から半世紀。責任と認定の問題は未だ解決していない。胎児性水俣病が語る未来へのメッセージ。障害と共生する「いのち」の尊さ。

■目次

未来のいのち―まえがきにかえて
第1部 子宮は環境
 その頃、水俣と熊大では
 宝子といわれて
 遙か故郷を離れて
 産むべきいのち
 子宮は胎児を護ってくれない
 枯葉剤はまかれた
 へその緒と出会う
 母は原爆を浴びた
 母の胎内で被曝か
第2部 生と死の闘い
 ある女性水俣病患者の死
 千鶴さん
 せめて花嫁衣裳を
 ふうてん
第3部 医の倫理
 いのちをつなぐ
 子宮は環境ということ―胎児にとって公害も薬害も区別がない
 戦争で使われた化学物質の影響
 水俣における差別
 ノーヒロシマ、ノーボパール
 水俣学と環境倫理

■言及

◆立岩 真也 2015/08/01 「生の現代のために・5――連載 114」『現代思想』43-(2015-8):-


UP: 20150704 REV:
水俣病  ◇原田 正純  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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