『高畠通敏集〈1〉政治理論と社会運動』
栗原 彬・五十嵐 暁郎 編 高畠 通敏 著 20090904 岩波書店,340p.
last update:20120901
■栗原 彬・五十嵐 暁郎 編 高畠 通敏 著
20090904 『高畠通敏集〈1〉政治理論と社会運動』,岩波書店,340p. ISBN-10: 4000281062 ISBN-13: 978-4000281065 \3800+税
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■内容
六〇年安保の「革新国民運動」から分岐・叢生した民衆の日常的な社会運動は、今日の市民政治につながるものなのか。さらに、近代日本の政治体制を、
西欧の「亜種」ではなく、アジア、アフリカ、中南米に生起した強権体制の「先駆」として比較検討できないか。政治理論家として未踏の課題に挑戦した四〇年の軌跡。
■目次
編集にあたって
凡例
運動の政治学
大衆運動の多様化と変質
「市民社会」とはなにか――戦後日本の市民社会論
強権的統合と大衆運動――三〇年代日本を中心に
メキシコと日本における政治発展――両国の政治力学の相互理解に向けて
社会科学の転回――文明の閉塞状況への対応を求めて
アメリカ近代政治学の基礎概念
解説 都築 勉
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:北村 健太郎