『裁判員制度とは何か』
岡島 実 20090909 生活書院,289p.
■岡島 実 20090909 『裁判員制度とは何か』,生活書院,289p. ISBN-10: 490369044X ISBN-13: 978-4903690445 /2625 [amazon]/[kinokuniya]
■内容
■目次
はしがき
序章 「国民の司法参加」なのか
1 「サイバンインコ」「サイサイ」の違和感
2 裁判員制度導入の「目的」
3 制度設営者たちの「本音」
第一章 裁判員制度はなぜ導入されたのか
1 司法制度改革とは何だったのか
2 司法制度改革の「表の顔」
3 司法制度改革の「素顔」
4 司法制度改革の「背景」
5 なぜ「裁判員制度」なのか
第二章 裁判員制度はわが国の刑事裁判にどのような影響を与えるか
1 刑事裁判とは何をする場なのか
2 当事者主義と職権主義
3 松川事件にみる冤罪の構造
4 裁判員制度の帰結
第三章 裁判員制度はわれわれの社会に何をまたらすか
1 言葉のお守り的使用法としての「国民の司法参加」
2 戦略なきポピュリズム
3 ポピュリズムのゆくえ
4 裁判員制度のゆくえ
第四章 「国民の司法参加」はどうすれば可能か
1 司法権と民主主義
2 陪審制度の意味
3 国民参加の条件
4 裁判監視制度
終章 いまわれわれがなすべきこと
1 欠陥建築物としての裁判員制度
2 裁判員制度と闘う法
3 歴史から学び、未来へ向かう
あとがき
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:影浦 順子