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『対話でわかる痛快明解経済学史』

松尾 匡 20090831 日経BP社,320p.

last update:20120316

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松尾 匡 20090831 『対話でわかる痛快明解経済学史』,日経BP社,320p. ISBN-10: 4822247643 ISBN-13: 978-4822247645 \1600+税  [amazon][kinokuniya]

■内容

「そうだ、『搾取』ならマルクス自身から、『一般均衡論』ならワルラス本人から、『流動性選好』ならケインズその人から聞けばいいではないか!」
主人公は、数学のできない経済学部の女子大生。そのゼミの指導教官はひたすらバブルを懐かしむ女性教授。そこに、なぞの占い師のじいさんが登場し、 続々と大物の経済学者を降霊させることに――。著名経済学者本人の口から明かされる自説の核心。勘所だけを、手早く、明解に、深くわかりたいあなたへ。

■著者略歴

1964年生まれ。金沢大学経済学部卒業、神戸大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、立命館大学経済学部教授。専門は理論経済学。 論文「商人道!」で第3回河上肇賞奨励賞受賞(『商人道ノスヽメ』として発刊) (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次

まえがきに代えて――本書の登場人物達の紹介

古典派の時代
第1章 アダム・スミス――自由な市場はみんなを豊かにするのだ
第2章 リカード――この世に無用な人間なんていない
第3章 マルクス――搾取は弱肉強食社会の悪意の産物などではない

新古典派の時代
第4章 ジェボンズ、メンガー、ワルラス――"限界革命トリオ"が新時代をもたらした
第5章 マーシャル――「短期」と「長期」で限界革命以前と以後を総合できる

ケインジアンの時代
第6章 ケインズ――人はなにも買いたくなくても、貨幣自体を持ちたがる
第7章 ヒックスからサミュエルソンへ――硬直価格のマクロ教科書体系はどこで始まったか?

新しい古典派の時代
第8章 フリードマンと反ケインズ革命――政府による愚かな介入が経済をダメにする

終章 そして、経済学の現在へ

参考文献について

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:竹川 慎吾 *増補:北村 健太郎
UP:20101028 REV: 20120316
Marx, Karl[カール・マルクス]  ◇Friedman, Milton[ミルトン・フリードマン]  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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