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『日本禁歌集の宇宙』

記忘記同人 編 20090815  邑楽舎/メディアルネッサンス,188p.


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■記忘記同人 編 20090815 『日本禁歌集の宇宙』,邑楽舎/メディアルネッサンス,188p. ISBN-10:4894921529 ISBN-13: 978-4894921528 \1575 [amazon][kinokuniya]


■内容

一九七〇年代初頭、硬骨のルポライター、竹中労によって制作された大衆芸能&音曲集、『日本禁歌集』。およそ四十年の時空を超えてまぼろしのアンソロジーが今再び甦る。「禁歌」…いにしえより市井で育まれた民衆芸能&庶民諸芸の元姿に想いを馳せながらこの国の“うた”の向かうべき行方を探る。日本大衆芸能史の過去・現在・未来を鋭く照射する画期的大衆文化論考集。(「BOOK」データベースより)


■目次

まえがき いまなぜ、「日本禁歌集」なのか(記忘記同人)
『日本禁歌集』頌(小沼純一)
『日本禁歌集』に垣間見る芸能の始原(朝倉喬司)
かっぽれ口上(桜川ぴん助・二代目)
江戸前の粋き方―――桜川ぴん助独演会のこと(原田健一)
極寒の地に訪れた「春」の到来(マイクモラスキー)
旦那と芸人の弁証法的関係の考察を中心に―――「混民族連邦のゆめ」にむかって(滝口浩)
日本禁歌集に寄せて(細川周平)
「波まくら博多淡海」を聴く(梁木靖弘)
竹中労さんの気配(村松友視)
公序良俗の"恥部"をしたたかに撃つ庶民の知恵(湯浅学)
禁歌が禁じられない時代に(北里義之)
『日本禁歌集』に底流するアングラ精神(有馬敲)
「日本禁歌集」とボーディ・ソングの系譜(中川五郎)
『海のチンボーラ』の季節(普久原恒勇・ビセカツ)
嘉手苅林昌が醸し出すオキナワの聖なる気だるさ(高嶺剛)
七〇年代の竹中労(井家上隆幸)
性典の霹靂―――『日本禁歌集』の復刻を慶ぶ(小川真一)
これぞ日本人、これぞ人間、というまっすぐな視線(松山晋也)
まず、「禁歌」よりはじめよ(鈴木義昭)
「歌」の「禁」など不可能である(佐々木敦)
酔談・日本禁歌行(朝倉喬司×日名子暁)
月岡の夜 夢の夜(上野茂都)
竹中労の声(平井玄
六代目笑福亭松鶴の話芸(林幸治郎)
URCの頃(加川良)
フォークソング運動が果たしたもうひとつの役割(中村よお)
うたっこのふる郷(浅野和子)
竹中労さんとの東北「歌っこ」取材の旅(上島敏昭)
浅野梅若と秋田民謡(高沢章雄)
「秋田音頭」のこと(山谷初男)
「禁歌」の呪縛を逃れて(北中正和)
竹中英太郎 あやかしの小宇宙(鈴木義昭)
『日本禁歌集』宇宙の旅へ(神谷一義)


■引用

■書評・紹介


■言及



*作成:大野 光明
UP:20100103 REV:
竹中 労  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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