征服者コロンブスを糾弾し、告白を武器として戦ったラス・カサス。先住民の土地の自由な剥奪を賭けて戦われたアメリカ独立革命。 植民者たちに抹殺されたコンゴ独立のリーダー、ルムンバ。人類学は「西欧の眼」のなかで育ちつつ、どれだけ西欧自身を対象化しえてきたのか。 いかに人類学は、人間存在の“今”を照らし出す想像力を獲得しうるのか。人類学史への再検討から「現代世界」の人類学へ。