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『「よくする介護」を実践するためのICFの理解と活用――目標指向的介護に立って』
大川 弥生 20090727 中央法規出版,135p.
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last update:20160527
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大川 弥生
20090727 『「よくする介護」を実践するためのICFの理解と活用――目標指向的介護に立って』,中央法規出版,135p. ISBN-10:4805832061 ISBN-13:978-4805832066 \1890
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■内容
内容(「BOOK」データベースより)
ICFの生活機能モデルに基づいて問題を把握し、個別の目標を設定した上でプログラムを進める目標指向的介護。ICFの理解からICFを活用した介護の実践方法までを具体的に解説。「不自由なことを手伝う」だけでなく、利用者の状態を「よくする介護」が実践できる。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大川 弥生
国立長寿医療センター研究所生活機能賦活研究部部長。1982年久留米大学医学部大学院修了後、東京大学医学部附属病院リハビリテーション部医員(のち助手)。1992年帝京大学医学部リハビリテーション科講師(のち助教授)。1997年国立長寿医療研究センター老人ケア研究部部長に就任(2004年より組織がえにより現名称に改称)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■目次
序章 介護におけるICFの重要性――よくする介護と専門性確立のために
1 ICFは“「生きることの全体像」についての「共通言語」”
2 ICFの基本:「生活機能」と「生活機能モデル」
3 介護は「している活動」に働きかける専門職
4 「助けるだけの介護」から「よくする介護」へ
5 「よくする介護」の実現のためのツールとしてのICF
6 ICFに立ったアセスメント――「よくする介護」の実践のために
7 「目標指向的介護」――ICFに立つ「よくする介護」
第1章 ICFの基本的特徴
1 「生活機能」と「生活機能モデル」
2 「生活機能」の3つのレベル
3 生活機能に影響する因子――「健康状態」・「背景因子」
4 障害
5 WHO‐FIC(国際分類ファミリー)――中心分類としてのICFとICD
6 ICIDHからICFへ
7 「共通言語」とは
第2章 「活動」とは
1 普通は無意識にしている「活動」:「活動制限」には専門的知識と技術が必要
2 活動は全ての生活行為
3 「実行状況(している活動)」と「能力(できる活動)」
4 「している活動」と「できる活動」の差
5 活動の「レパートリー」と「バラエティ」
6 「自立」のとらえ方:限定的自立と普遍的自立
7 活動の「量」と「生活の活発さ」
8 活動の詳細な把握
9 「活動」と「心身機能」「参加」との関係
10 「している活動」の意義
第3章 生活機能の3レベル間の相対的独立性――「よくする介護」の根拠
1 3つの生活機能レベルの関係
2 相互依存性(2種類)
3 相対的独立性
4 生活機能低下の因果関係と解決の突破口は別
第4章 ICFの視点に立った介護のあり方――「よくする介護」の考え方と進め方
1 「助けるだけの介護」から「よくする介護へ」――最良の介護とは
2 ICFに立った「目標指向的介護」
3 「活動」の目標:レパートリー、バラエティ、量
4 生活機能モデルで見た介護サービス
第5章 ICFに立ったアセスメント――「よくする介護」を行うために
1 アセスメントの目的:目標・プログラム設定
2 「よくする」の観点からのアセスメント
3 「活動」のアセスメントのポイント
4 「活動」の他の生活機能レベルとの相互関係・相互作用の重視
5 環境因子の活用:補完ではなく
6 「活動」向上に向けたアセスメントの際の具体的な心得
7 「介護の効果」を生活機能モデルで整理
第6章 活動向上に向けた「よくする介護」の進め方
1 「活動」レベルへの直接的な働きかけで「活動」を向上
2 活動の目標:「する活動」
3 活動向上の進め方
4 物的介護手段:歩行補助具を例に
5 「している活動」から決める:介護からの積極的な意見を
6 施設の設備は実社会に則して:広い訓練室から病棟・居室棟重視へ
第7章 「目標」の大切さ
1 目標の重要性:「共通言語」
2 目標は個別的・個性的なもの
3 目標指向的アプローチ
4 目標設定の4つのステップ
5 「共通言語」に立った自己決定権の尊重
第8章 生活不活発病(廃用症候群)と生活機能低下の悪循環
1 原因は「生活の不活発さ」
2 生活不活発病とは
3 生活不活発病発生の3タイプ
4 生活機能低下の悪循環
5 生活不活発病予防・改善ポイント
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:
樋口 也寸志
更新:
安田 智博
UP:20111211 REV: 20160527
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