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『デカルトの哲学』

小泉 義之 200907 人文書院,231p.
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『デカルトの哲学』


小泉 義之 200907 『デカルトの哲学』,人文書院,231p. ISBN-10: 4409040987 ISBN-13: 978-4409040980 4410 [amazon][kinokuniya]

■内容紹介

懐疑の破壊的な力、神の創造的な力、そして、精神、機械、生命、脳の力へ

「私」と「神」との知解を探究したデカルト。その哲学の全体を読み解き、最大のポテンシャルを引き出す、四半世紀に及ぶ研究を集成。「おぼろげながらもデカルト全体の読解と解釈の筋立ては見えてきたように感じている。そして、読者の方が、本書に潜在する筋立てを、その良し悪しを含め、もっと明瞭に見て取って下さることを期待している。」(本書より)

■人文書院のHP

http://www.jimbunshoin.co.jp/mybooks/ISBN978-4-409-04098-0.htm

■目次

デカルトの赤色存在論――序にかえて
I
懐疑と他者――魂の修練としての第一省察
デカルト哲学における観念と存在――物質的事物の存在証明に即して
力あるものの観念――デカルト「第三省察」「第一証明」前半の考察
  付論1 完全性と無限性――スアレス研究ノート
  付論2 神の存在証明と宇宙の存在証明
II
デカルトにおける数学の懐疑
デカルトにおける数学の懐疑(U)
III
永遠真理創造説の論理と倫理
IV
思惟する魂――機械・作品・マテーシス
デカルトのマテーシス――精神・機械・生物
脳理論の創始者としてのデカルト



UP:20091002 (篠木 涼) REV:20100721
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