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『経済学の名著30』

松原 隆一郎 20090510 ,筑摩書房(ちくま新書785),297p.

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last update:20151121

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■松原 隆一郎 20090510 『経済学の名著30』,筑摩書房(ちくま新書785),297p.  ISBN-10: 4480064915 ISBN-13: 978-4480064912 860+税  [amazon][kinokuniya]

■内容

市場経済はいかにして驚異的な経済成長を可能にするのか。そうして社会が豊かになっても貧富の格差が拡大するのはなぜだろうか。 また、資本主義が不可避的にバブルや不況を繰り返す原因はどこにあるのか――。 スミス、マルクスから、ケインズ、ハイエクを経てセンまで、本書は厳選された30冊の核心を明快に解きほぐすブックガイドである。 それぞれの時代の経済問題に真っ直ぐ対峙することで生まれた古典は、私たちが直面する現下の危機を考えるうえで豊穣な知見に満ちていよう。

■著者略歴

1956年神戸市生まれ。東京大学工学部卒業。同大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。専攻は社会経済学・相関社会科学。 社会科学と俗世に関する該博な知識を駆使して論壇でも活躍、アカデミズムとの相互乗り入れを図る。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次

はじめに

I
ロック 『統治論』――私有財産がもたらす自由とその限界
ヒューム 『経済論集』――奢侈と技術が文明社会を築く
スミス 『道徳感情論』――共和主義と商業主義をつなぐ「同感」
スチュアート 『経済の原理』――バブルと不況の原因として社会心理に注目する
スミス 『国富論』――「自然」な市場活動がもたらす「豊かさ」
リガード 『経済学および課税の原理』――自由貿易と階級社会の桎梏
リスト 『経済学の国民的体系』――生産力と国民文化の「型」
J・S・ミル 『経済学原理』――経済停滞と環境制約を超え精神的成熟をめざす

II
マルクス 『資本論』――貨幣と労働の神話を解く
ワルラス 『純粋経済学要論』――一般均衡理論が実現する社会主義
ヴェブレン 『有閑階級の理論』――大企業と見せびらかしが生み出す野蛮な文明
ゾンバルト 『ユダヤ人と経済生活』――資本主義の興隆を支える精神とは
シュンペーター 『経済発展の理論』――技術革新と銀行は資本主義のエンジン
マーシャル 『産業と商業』――収穫逓増と経済的国民主義のゆくえ
ナイト 『リスク・不確実性および利潤』――不確実性に覆われた資本主義は「グッド・ゲーム」か
メンガー 『一般理論経済学』――「販売可能性」と「人間の経済」の謎
ロビンズ 『経済学の本質と意義』――形式化と価値自由は〈科学〉の条件か

III
バーリ・ミーンズ 『近代株式会社と私有財産』――株式会社は誰のものか
ケインズ 『雇用・利子および貨幣の一般理論』――貨幣経済を動かす確信と不安
ポラニー 『大転換』――経済自由化は「悪魔の挽き臼」だ!
サムエルソン 『経済分析の基礎』――比較静学と集計量による経済分析
ケインズ 『若き日の信条』――不道徳は正当化できるか
ハイエク 『科学による反革命』――主観的知識と自生的秩序
ガルブレイス 『ゆたかな社会』――大量生産・大量消費社会の到来
ハイエク 『自由の条件』――「自由の条件」としての「法の支配」
フリードマン 『資本主義と自由』――新自由主義の聖典
ドラッカー 『断絶の時代』――ポストモダン経済の幕開け
ボードリヤール 『消費社会の神話と構造』――差異化の果てに
ロールズ 『正義論』――福祉主義の論理的根拠を求めて
セン 『不平等の再検討』――「潜在能力」アプローチによる「公」の再発見



■関連書籍

◆佐々木 毅 20070410 『政治学の名著30』,筑摩書房(ちくま新書655),222p. ISBN-10: 4480063552 ISBN-13: 978-4480063557  700+税 [amazon][kinokuniya]

◆竹内 洋 20080410 『社会学の名著30』,筑摩書房(ちくま新書718),248p. ISBN-10: 4480064192 ISBN-13: 978-4480064196  740+税 [amazon][kinokuniya]

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:北村 健太郎
UP:20151121 REV:
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