HOME > BOOK >

『高畠通敏集〈5〉政治学のフィールド・ワーク』

栗原 彬・五十嵐 暁郎 編 高畠 通敏 著 20090305 岩波書店,366p.

last update:20120901

このHP経由で購入すると寄付されます

栗原 彬・五十嵐 暁郎 編 高畠 通敏 著  20090305 『高畠通敏集〈5〉政治学のフィールド・ワーク』,岩波書店,366p. ISBN-10:4000281100 ISBN-13: 978-4000281102 \4000+税  [amazon][kinokuniya]

■内容

市民政治学を育む母体となった市民運動、教育、人と思想、アメリカやメキシコへの旅、研究生活、自分史など、日常の生の現場から届けられた政治学的なレポートと思索。 「声なき声の会」「思想の科学研究会」などの記録を含む、人間的成長と生き方に触れるエッセイは、時代の貴重な証言であり、未来を切り拓く人への励ましでもある。

■目次

編集にあたって
凡例

I 市民運動と私
1 声なき声の会

声なき声の会の政治体験
声なき声の二年間――あとがきにかえて
べ平連の中の「私」
七〇年安保に立ち向かう思想――六〇年闘争の思想的決算
東大事件と声なき声
「声なき声」運動の十年
十一年目の六・一五
市民運動を復活しよう
私が事務局長の頃
復刻版『声なき声のたより』の刊行によせて

2 思想の科学
運動としての思想の科学――シンマイ事務局長の日記から
竹内さんと「思想の科学」
思想の科学社創業の頃と市井さん
思想の科学運動の立つ場所――第五次終刊によせて
『思想の科学』の三十年

3 国民文化会議
四十周年を迎えた国民文化会議
ひとつの「戦後」の終わり
国民文化会議の解体と転生


II 人と思想
由比さんの死
『転向』研究から――林達夫像
ムラを愛したきだみのるさん
橋川さんとの三十年
竹内好さんのこと
竹内好さんと安保闘争
丸山眞男氏を悼む
神島二郎氏を悼む
藤田省三氏を悼む
久野収――初心を貫く関西人としての庶民性
はじめに(『市民として哲学者として』)
久野さんの流儀


III アメリカ・レポート
アメリカからの便り
一九六五年一一月二六日
ワシントン「ベトナム大行進」
一九六六年四月十五日
一九六六年七月二六日
一九六七年四月一二日
アメリカの平和運動
アメリカ建国二百年と日本
アリゾナ高原の空の下で――わが青春のアメリカ留学体験


IV 第三世界から
心に残るもう一つの世界
メキシコで問う
日本とメキシコ――文化の交流とはなにか
第三世界と先進諸国の新しい関係を求めて


V 政治学と私
私の研究
イェール大学で感心したこと
地下室での出合い――計量政治学の方法を求めて
政治の実証的研究を志して
『政治の世界』をめぐって
「主体的市民」のための学問
職業としての政治学者――政治学入門以前


VI わが人生と闘病記
終焉への用意
巻頭言(『それぞれの高畠政治学』)
あしがくぼ通信
大腸がん手術体験記
私の体の梅雨も早く明けてほしい
八・一五集会に出席して
古希のパーティ
二つの私信

解説 栗原 彬

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:北村 健太郎
UP: 20120901 REV:
生活/生存  ◇国家/国境  ◇社会運動/社会運動史  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
TOP HOME (http://www.arsvi.com)