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『ナショナリズムとトランスナショナリズム――変容する公共圏』(「公共圏と規範理論」シリーズ 1)

佐藤 成基(さとう・しげき) 20090331 法政大学出版局,現代社会研究叢書 2,348p.

last update:20111228

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■佐藤 成基 20090331 『ナショナリズムとトランスナショナリズム――変容する公共圏』(「公共圏と規範理論」シリーズ 1),法政大学出版局,現代社会研究叢書 2,348p. ISBN-10:4588602527 ISBN-13:978-4588602528 \5145 [amazon][kinokuniya] ※ tc01 mc s03 w0111 pp

■内容

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
佐藤 成基
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程中途退学、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)社会学部大学院博士課程修了。Ph.D.(社会学)。日本学術振興会特別研究員(PD)、茨城大学人文学部助教授を経て、法政大学社会学部准教授。比較ナショナリズム研究、歴史社会学、社会学理論を専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次

はじめに――本書の課題

第T部 ナショナリズムの理論と概念
 第1章 国家/社会/ネーション――方法論的ナショナリズムを超えて
 第2章 チャールズ・テイラーにおける「共同体」の限界、そして可能性――多文化主義・ナショナリズム・公共圏
 第3章 国家と社会の概念系譜学的素描

第U部 歴史の中のナショナリズム
 第4章 ポピュラー・プレスとファシズム――戦間期英国におけるファシスト的公共圏とその限界
 第5章 国民史教育と「100パーセント・アメリカニズム」――戦間期アメリカにおける在郷軍人会と「公共の記憶」
 第6章 ナショナリズムの「想像の公共圏」――ロシア・シオニズムにおける「国際規範」の創出と応用
 第7章 近代中国における群衆と公共性――中華民国初期の首都建設事業と「人民」のナショナリズム
 第8章 「日本人」意識の高揚――土地闘争期沖縄の祖国復帰ナショナリズム
 第9章 「レジスタンスから生まれた共和国」――反ファシズムと戦後イタリアのナショナル・アイデンティティ
 第10章 「黄金の扉」は再び開かれたのか――一九世紀末中国系移民への生得の市民権付与をめぐる一考察
 第11章 日本の移民政策とネーションのゆくえ

第V部 トランスナショナリズムの可能性
 第12書 公共圏と国際移民レジーム――トランスナショナルな規範を求めて
 第13章 日本のトランスナショナリズム――移民・外国人の受け入れ問題と公共圏
 第14章 愛国心・郷土・公共性――柳田国男の郷土教育批判とその可能性
 第15章 〈民族〉を超える〈部族〉――「暴力の文化」を克服する公共圏の創出

あとがき
事項索引
人名索引
執筆者略歴

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:樋口 也寸志
UP:20111228 REV:
Taylor, Charles ◇多文化主義/多言語主義 ◇国家/国境 ◇外国人労働者/移民 ◇公共/公共哲学(public philosophy)/公共政策(public policy)  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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