『グローバル化のなかの福祉社会』
下平 好博・三重 野卓 編 20090220 ミネルヴァ書房，328p.
■下平 好博・三重 野卓 編 20090220 『グローバル化のなかの福祉社会』，ミネルヴァ書房，328p. ISBN-10:4623053180 ISBN-13:9784623053186 \3800 [amazon]／［kinokuniya］ ※
■内容
グローバル資本主義をいかに制御できるか 福祉国家の運営や福祉政策のあり方に今後いかなる影響を及ぼすか。 理論的・実証的にその可能性を提示する。 本書第Ｉ部ではグローバル化の理論とその展開、そして第II部はグローバル化の影響の地域的差異について検討し、さらに第III部ではグローバル・ガバナンスのゆくえについて論じる。
■目次
はじめに
序 グローバリゼーション論争と福祉国家・福祉社会
第Ⅰ部 グローバル化の理論とその展開
１ グローバル化とソーシャルダンピング
２ 経済のグローバル化、人口高齢化と年金制度改革
３ 公的社会支出の国際比較と社会・経済・政治的要因
第Ⅱ部 グローバル化の影響の地域的差異
４ 日本における経済のグローバル化とソーシャル・セーフティネットの崩壊
５ 社会保障制度の構築と日中〈伝統文化〉のゆくえ
６ アメリカン・リベラリズム
７ グローバル化と福祉国家の再編
８ アジアにおけるグローバル化と社会福祉
第Ⅲ部 グローバル・ガバナンス
９ 市民組織とガバナンス
10 グローバル化と国際労働基準
11 グローバル化とEUの新・社会保護戦略
終 グローバル化・共生・福祉社会
■引用
■書評・紹介
■言及
＊作成：本岡 大和