『遭難フリーター』
岩淵 弘樹 200902 太田出版,206p.
■岩淵 弘樹 200902 『遭難フリーター』,太田出版,206p. ISBN-10: 4778311620 ISBN-13: 978-4778311629 \1050 [amazon]/[kinokuniya] p0601
■内容(「BOOK」データベースより)
生きることに遭難しそうな毎日――
俺は、誰の奴隷なんだ!
23歳、工場の派遣労働者。仕事はプリンターのインクタンクにひたすらフタをくっつけるだけの単純労働。さらに土日は、日雇い派遣で働く日々。
まさにワーキングプア人生まっしぐらの著者が、貧乏がゆえに2000円でこじれる友人関係や工場に広がるオッサン差別に戸惑い、自分がどうなりたいのかも分からないまま、出口の見えない鬱屈とした生活に押しつぶされないために、寮の布団に潜り込んで書き続けた1年間におよぶ派遣の現実。
圧倒的につまらない、グダグダの人生は当たり前。だからこそかけがえのない「10分間の幸せ」を探し求める、青春の遭難デイズ。
内容(「BOOK」データベースより)
俺は誰の奴隷なんだ?生きることに遭難しそうな毎日。派遣社員として過ごした日々の記録。
■著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
岩淵弘樹[イワブチヒロキ]
1983年宮城県生まれ。東北芸術工科大学映像コース卒業後、埼玉県の工場で派遣社員として働く。その生活を記録したドキュメンタリー映画「遭難フリーター」が、山形国際ドキュメンタリー映画祭2007ニュードックスジャパンに招待され、各地での上映が続いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■言及
橋口 昌治 20090910 「格差・貧困に関する本の紹介」,立岩 真也・村上 慎司・橋口 昌治 20090910 『税を直す』,青土社,350p. ISBN-10: 4791764935 ISBN-13: 978-4791764938 \2310 [amazon]/[kinokuniya] ※ t07.
*作成:橋口 昌治