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『ポストモダンの共産主義――はじめは悲劇として、二度めは笑劇として』

Zizek, Slavoj 2009 First as Tragedy, Then as Farce,Verso
=20100710 栗原 百代 訳,ちくま新書,269p.

last update:20111129

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■Zizek, Slavoj 2009 First as Tragedy, Then as Farce,ちくま新書,269p. =20100710 栗原 百代 訳 『ポストモダンの共産主義――はじめは悲劇として、二度めは笑劇として』,ちくま新書,269p. ISBN-10:4480065571 ISBN-13:978-4480065575 \945 [amazon][kinokuniya] ※ e05 g03 l03 w01

■内容

内容(「BOOK」データベースより)
二十世紀末に「歴史は終わった」と高笑いしたリベラル民主主義の時代はこの十年で終わったはずだった。だが彼らはいまだ危機をあおってわれわれを欺こうとしている。今こそ資本主義イデオロギーの限界と虚妄を白日の下にさらし、世界を真に変革へ導く行動原理を、まったく新しいコミュニズムを語らねばならない―。闘う思想家ジジェクが、この十年の混迷を分析。二十一世紀を生き抜くための新しい革命思想を問う。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ジジェク,スラヴォイ
1949年スロヴェニア生まれ。哲学者、精神分析家、文化批評家。現在は、リュブリアナ大学社会学研究所の上級研究員など。現代政治から大衆文化まで扱うラカン派マルクス主義者

栗原 百代
1962年東京生まれ。翻訳家。早稲田大学第一文学部哲学科卒。東京学芸大学教育学修士修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次

序 最初の十年の教訓
 新たな壁の出現
 コミュニズム思想の視点
 現代の左派のゆくえ

第1部 肝心なのはイデオロギーなんだよ、まぬけ!
 第1章 資本主義的社会主義?
  市場の自己参照性
  「反アメリカ的」緊急援助策
  資本主義の本質的パラドクス
  グローバル資本主義の現実
 第2章 ショック療法としての危機
  構造改革という詭弁
  経済学は科学か
  エコロジズムの台頭
  資本主義イデオロギーは驕る
 第3章 敵性プロパガンダの構造
  〈知っていると想定される主体〉の過ち
  階級闘争のパラドクス
  エコ資本主義の台頭
  合法と無軌道の境目
 第4章 人間的な、あまりに人間的な
  イデオロギーの「人間化」
  イスラエルの「人間化」戦略
  苦悩するヒーロー
  毒のある〈隣人〉
  道化の仮面の下には
 第5章 資本主義の「新たな精神」
  「文化資本主義」の精神
  「幸福学」の出現
  デジタル資本主義へ
  一九六八年――叛乱のイデオロギー
  体制に懐柔された「六八年精神」
  サバイバリズム原理主義
  知と権力と「選択の自由」
 第6章 ふたつのフェティシズムのはざまで
  フェティシズム、二態
  イデオロギーに対する四つの態度
  「敵の敵は味方」か?
  極右と極左の接近
  リベラリズムか原理主義か
 第7章 コミュニズムよ、もう一度!
  〈大文字の資本〉が支配するグローバル資本主義
  スケールアップしたグローバル農業
  新たな集団行動を求めて

第2部 コミュニズム仮説
 第8章 新時代の共有地囲い込み
  始まりとしての「コミュニズム仮説」
  革命の主体の不在
  歴史の裂け目で起こる革命
  革命の契機となる敵対性
  世界の終わりへの歩み
 第9章 社会主義かコミュニズムか?
  所有を超克するコミュニズム
  包摂と排除の敵対
  不可視なるものは何か
  新たな包摂の形態
 第10章 「理性の公的使用」
  歴史を進歩させる力
  「政治的自己浄化」する大統領
  新しい言葉へ
 第11章 ハイチにて
  ヨーロッパ啓蒙主義とハイチ革命
  白人の自虐的罪悪感
  植民地主義者の罪悪感を超えて
  移民排斥の論理
  イスラム世界の「コミュニズム的」反乱
  ハイチ革命の「失敗」
 第12章 資本主義の例外
  コミュニズムの不変の要素
  資本主義の例外性
  「差し引き」による革命
  プロレタリア独裁をわれらに!
 第13章 アジア的価値観をもつ資本主義――ただしヨーロッパで
  現代中国の資本主義
  「合意の捏造」による民主主義
  民主主義の腐敗
  民主主義からプロレタリア独裁へ
 第14章 利潤から超過利潤へ
  非物質的労働の時代
  資本主義はなおもそこに
  「人と人との関係」の装い
  「ポストモダン」資本主義の出現
  そして利潤から超過利潤へ
 第15章 「われわれこそ、われわれが待ち望んでいた存在である」
  コミュニズムへの期待
  「プロジェクトの時間」へ
  特権的知識より信じること
  「われわれこそ、われわれが待ち望んでいた存在である」
  コミュニズムへの回帰を!

原註

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:樋口 也寸志
UP:20111129 REV:
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