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不和に就て

医療裁判×性同一性障害
身体×社会

山本 崇記・北村 健太郎 編 20081010 生存学研究センター報告3,198p.

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山本 崇記北村 健太郎 編 20081010 『不和に就て――医療裁判×性同一性障害/身体×社会』,生存学研究センター報告3,199p. ISSN 1882-6539 ※



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■目次

まえがき 立岩 真也

第一部 シンポジウム「性同一性障害×患者の権利――現代医療の責任の範域」

 山本 崇記
報告1 医療過誤裁判における情報偏差と情報開示運動――患者の権利とは何か  勝村 久司
報告2 トランスジェンダー及び性同一性障害医療の現状  田中 玲
   パネルディスカッション「性同一性障害×患者の権利――現代医療の責任の範域」
   高橋 慎一(コーディネーター)、勝村 久司、田中 玲、ヨシノ ユギ、上瀧 浩子

第二部 身体をえぐる〈痛み〉の分断と錯綜――医療・法・メディア・運動

 北村 健太郎
第1章 輸入血液製剤によるHIV感染に関する一考察  西田 恭治・福武 勝幸
第2章 輸入血液製剤によるHIV感染に関する一考察(承前)――ジャーナリズムおよび和解所見の功罪  西田恭治
 *再録にあたって 北村 健太郎
第3章 C型肝炎特別措置法に引き裂かれる人たち  北村 健太郎
第4章 診療情報の開示に関わる論点  伊藤 実知子
第5章 性同一性障害医療と身体の在り処――ガイドライン・特例法とトランスジェンダリズムの分析から   高橋慎一
第6章 GIDという経験――「患者」としての3年間  ヨシノ ユギ

争いと争いの研究について 立岩 真也
性同一性障害についてのメモ 立岩 真也

あとがきにかえて――運動/研究をめぐる断想 山本 崇記

◆立岩 真也 2008/10/10 「まえがき」
 山本・北村編[2008:3-4]
山本 崇記 2008/10/10 「序」
 山本・北村編[2008:9]
勝村 久司 2008/10/10 「医療過誤裁判における情報偏差と情報開示運動――患者の権利とは何か」
 山本・北村編[2008:10-23]
◆田中 玲 2008/10/10 「トランスジェンダー及び性同一性障害医療の現状」
 山本・北村編[2008:24-32]
高橋 慎一勝村 久司・田中 玲・ヨシノ ユギ・上瀧 浩子 2008/10/10  パネルディスカッション「性同一性障害×患者の権利――現代医療の責任の範域」
 山本・北村編[2008:33-65]
北村 健太郎 2008/10/10 「序」
 山本・北村編[2008:69-70]
◆西田 恭治・福武 勝幸 2008/10/10 「輸入血液製剤によるHIV感染に関する一考察」
 山本・北村編[2008:71-77]
◆西田 恭治 2008/10/10 「輸入血液製剤によるHIV感染に関する一考察(承前)――ジャーナリズムおよび和解所見の功罪」
 山本・北村編[2008:78-86]
北村 健太郎 2008/10/10 「再録にあたって」
 山本・北村編[2008:87-89]
北村 健太郎 2008/10/10 「C型肝炎特別措置法に引き裂かれる人たち」
 山本・北村編[2008:90-113]
伊藤 実知子 2008/10/10 「診療情報の開示に関わる論点」
 山本・北村編[2008:114-132]
高橋 慎一 2008/10/10 「性同一性障害医療と身体の在り処――ガイドライン・特例法とトランスジェンダリズムの分析から」
 山本・北村編[2008:133-155]
ヨシノ ユギ 2008/10/10 「GIDという経験――「患者」としての3年間」
 山本・北村編[2008:156-162]
◆立岩 真也 2008/10/10 「争いと争いの研究について」
 山本・北村編[2008:163-177]
◆立岩 真也 2008/10/10 「性同一性障害についてのメモ」
 山本・北村編[2008:178-192]
山本 崇記 2008/10/10 「あとがきにかえて――運動/研究をめぐる断想」
 山本・北村編[2008:194-199]

■言及

◆立岩真也 2008/10/01 「争いと償い――身体の現代・4」,『みすず』50-10(2008-10 no.565):- 資料,

 「☆02 このたび『不和に就て』(山本・北村編[2008])――希望者には送料実費負担で提供、冊子の目次や注文の方法についてはHP――が私たちのCOEプログラムの成果として発行された。勝村久司氏、田中玲氏他をお招きして二〇〇七年十二月に行なわれたシンポジウム「性同一性障害×患者の権利――現代医療の責任の範域」の記録の他、いくつかの文章が収録されている。今回の論点に直接に関わるものでは、北村健太郎[2008b]「C型肝炎特別措置法に引き裂かれる人たち」(既発表の[2008a]を大幅に増補)。私はこの冊子の「まえがき」を書くことになり、全体を読んでいく中で、これまで思ってはきたが書いてはいなかったこととを書いた方がよいと思うようになって、立岩[2008b]を書いた。本連載の今回と次回は、そこに書いたこととほぼ同一のことを、順序を変え、いくらかを足して書かれる。また、高橋慎一[2008]「性同一性障害医療と身体の在り処」、ヨシノユギ[2008]「GIDという経験」――「患者」としての三年間」からも考えるところが多くあった。そこで立岩[2008c]を書いた。この主題には本連載のもう少し先でふれることになる。」

◆2008/11/01 「争いと償い・2――身体の現代・5」,『みすず』50-11(2008-11 no.566):- 資料,

 「☆01 小児科医の山田真へのインタビュー(山田・立岩[2008b]、その一部は山田・立岩[2008a]として既発表)を稲場・山田・立岩[2008](前回紹介)に収録するに当たって、長い注を置くことになり、いくつか過去の文献に当たったことが一つにあった。山田は、昨年出版された本では毛利子来との共著『育育児典』(山田・毛利[2007])等、多数の著書で知られるが、学生の時に東京大学の医学部闘争に関わり、その後も、様々にその時々の事件・運動に関わってきた人でもある。もう一つ、これもやはり前回にも紹介したが、医療過誤や薬害を主題とするシンポジウムの記録や文章を収録した冊子『不和に就て』(山本・北村編[2008])が刊行され、「争いと争いの研究について」(立岩[2008c]を書くことになった。こんなこともきっかけになって、以前から思ってきたことを書こうと思った。
 「医療過誤の裁判では、原告は多く真相が明らかになること、そして謝罪が行われることを求めている。金銭的な補償は、原告側の思いとしては第二義的なことであることがある☆03。けれども[…]」
 「☆03 山本・北村編[2008]に収録されたシンポジウムの報告者の一人でもある勝村久司がそのことを語っているし、また著書(勝村[2001])で述べている。
 また山田真が次のように語っている。[…]」
 「「救済」をうたう法においても、救済の範囲をどこまでにするのかといったことが議論され、そして基準が作られ、ある人たちはこのたびはこの法からは除外されるといったことが出てくる☆08。薬害にしても、結局は、その人の今の状態がその害に起因するものであるのかどうか、証明せねばならないとされる。そうした問題になってくる。しかし同時に、証明しきれない部分がでてくる。」
 「☆08 たとえばC型肝炎特別措置法ができたことはよかったことであるとされる。ないよりよかっただろう。ただ同時にこの法が対象としない人が残されることになった(北村[2008a][2008b])。」

◆座談会 『生存学』1

 立岩「白黒自体ははっきりしている。それ以上でも以下でもない、基本的には考えることはないと思っていた。その感じは今でもあります。
 ただ、それだけでもないかなと。近々のところで言うと、今日できて持ってきた我々の報告書の第三弾『不和に就て』(山本・北村編[2008])に去年十二月のシンポジウムの記録がある。ここの院生の吉野さんなんかが出た、医療過誤、裁判、被害の告発、そういった社会運動を巡ってのシンポジウムで、その他いくつか、再録も含めて文章を集めて作られました。なかなかよく出来た冊子になったと思います。そういったものを院生たちが作ってくれた時にも、そのことを考えることがありました。」

◆立岩 真也 20140825 『自閉症連続体の時代』,みすず書房,352p. ISBN-10: 4622078457 ISBN-13: 978-4622078456 3700+ [amazon][kinokuniya] ※


UP:20080911 REV:20081005,14,15,1119, 20090105, 0520, 0621, 0825, 0924, 20100605, 0607,0706, 20110714, 0801, 20120208, 0410, 20130415, 1015, 20140825
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