HOME > BOOK >

『恋と股間』

杉作J太郎 20081025 理論社,250p


このHP経由で購入すると寄付されます

■杉作 J太郎  20081025 『恋と股間』,よりみちパン!セ,理論社,250p. ISBN-10:4652078382 \1300 [amazon][kinokuniya] ※

■内容

ダメ出しされたからって、もうヘコむの?女子に対する「メールのNG」とは?告白して「友だちでいましょう」と言われたときに返す第一声とは?そして、みずからの「童貞」に、いつサヨナラを告げるべきなのか?「男の墓場プロダクション」代表が命をかけておくる、八方ふさがりな時代を突き破る超絶恋愛マニュアル。中学生以上。

■目次

第1章 どうしたら、彼女ができますか?
第2章 それは童貞の悪い癖です
第3章 彼女ができたかも日々是修行
おわりに 女性のみなさん、ご静聴お願いします。

■引用

「恋愛は断られたところからはじまる。こちらが告白しているのに、「ぷ」と笑われる瞬間。さらには、告白の言葉はあいてに100パーセント聞こえているはずなのに、「え?」と聞き返される瞬間。そこからすべてがはじまるんです。なぜなら、「拒絶する」のが全女性の仕事だから。そして、たとえ拒絶されてもヘコたれないで、その女性に似合うような自分になろうと努力するのが、男の仕事なのです。
人間は調子にのりやすくて、それでいてとてもヘコみやすい生き物です。もしかしたら、猿とか馬とかもそうなのかもしれません。いや、ほ乳類のだいたいがそのような特徴をもっていると言っておきましょう。
中でも人間は、「人類」としてはいま、ある意味地球規模で調子にのってますが、その個々の姿をとらえると、戦争に苦しみ、格差に苦しみ、…とどうがんばっても調子にのれない、ヘコみつづけるしかない局面も迎えています。
>3>このような局面をサバイバルするための思想。「恋愛」についても、ヘコみやすい時代ならではの知恵や言葉が求められているのです。」(p2−3)

「「童貞」というテーマが男に伝えようとしている大切なことは「いつそれを捨てるか」といったことではありません。「この地球上でみんなが必死にやりくりしあって生きている時に、自分だけの力で生きているとは思うなよ」ということです。
「人は自分だけで生きているのではない」ということについては、「童貞にははたして『捨て場所』はあるのか?」という問いをたててみればすぐにわかります。
 >81>結果から言うと、この世の中に「童貞の捨て場所」などという、そんなに都合のいいものはありません。……
「本来はあまりにも当然で言うまでもないことですが、女の人には「意志」があります。世の中の多くの男はそのことを忘れていて、捨てたくなければ童貞はすぐ捨てられるはずと考えていますが、それは錯覚です。」(p81-82)


*作成:近藤 宏 
UP:081224
身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
 
TOP HOME (http://www.arsvi.com)