『政治と複数性――民主的な公共性にむけて』
齋藤 純一 20080828 岩波書店,324p.
last update:20110413
■齋藤 純一 20080828 『政治と複数性――民主的な公共性にむけて』,岩波書店,324p. ISBN-10:4000236784 ISBN-13: 978-4000236782 \2730 [amazon]/[kinokuniya] ※ l03 p
■内容
内容(「BOOK」データベースより)
民主的な公共性にむけた、同質性の政治から複数性の政治への転換はいかにして可能なのか。複数性を消去してしまう「表象の政治」に対し、表象には還元されない、具体的な「誰か」として、これまで現われることを封じられてきた自己を政治的に提示する「現われの政治」を擁護し、社会的連帯再生の可能性を考える。
■目次
第1章 デモクラシーと複数性
第2章 デモクラシーと社会統合
第3章 表象の政治/現われの政治
第4章 公共性の二つの次元
第5章 社会の分断とセキュリティの再編
第6章 社会的連帯の理由
第7章 親密圏のポリティックス
第8章 政治的責任の二つの位相
第9章 丸山眞男における多元化のエートス
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:大谷 通高