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『ケアが街にやってきた――医療的ケアガイドブック』

江川 文誠・山田 章弘・加藤 洋子 編 20080831 クリエイツかもがわ,192p.

last update:20111211

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■江川 文誠・山田 章弘・加藤 洋子 編 20080831 『ケアが街にやってきた――医療的ケアガイドブック』,クリエイツかもがわ,192p. ISBN-10:4863420072 ISBN-13:978-4863420076 \2940 [amazon][kinokuniya] ※ c04 ms f04 n04 e19 a02 npo v05

■内容

内容紹介
家で、病院で、学校で、ホームヘルプで、福祉施設で、そして街で、医療的ケアをみんなで支えるための“ヒント”と“こころ”を集めた待望の書! はじめて医療的ケアと出会って、とまどっている人にもわかりやすく読めるガイドブック。街で暮らすみんなが、医療的ケアに一歩ずつ近づくことで、みんなが暮らしやすい街ができると信じて……

内容(「BOOK」データベースより)
家で、病院で、学校で、ホームヘルプで、福祉施設で、そして街で、医療的ケアをみんなで支えるための“ヒント”と“こころ”を集めた待望の書。はじめて医療的ケアと出会って、とまどっている人にもわかりやすく読めるガイドブック。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
江川 文誠
1955年生。上智大学理工学部卒、聖マリアンナ医科大学卒。専門:小児神経学、障害者医療。重症心身障害児者施設ソレイユ川崎施設長の傍ら、神奈川県の特別支援学校における医療的ケア支援システムづくりに参画。障害児者へのボランティア、ホームヘルパー事業を行うNPO法人の理事長を兼任する

山田 章弘
1937年生。横浜国立大学学芸学部卒。神奈川県立ゆうかり養護学校教諭を経て、神奈川県立中原養護学校において医療的ケアを必要とする子どもたちに出会う。神奈川新聞厚生文化事業団「車いす空の旅」、全国訪問教育研究会、全国肢体不自由児養護学校PTA連合会研究会などにかかわる。現在、神奈川県肢体不自由児協会理事長。平成17年度(第39回)「高木賞」

加藤 洋子
1957年生。日本社会福祉事業大学社会福祉士専攻科卒。九州保健福祉大学院博士課程満期退学。川崎市多摩区役所総務企画課・地域療育センター障害児保育士・障害児レスパイトケアポトフの会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次

発刊に寄せて
 医療的ケアの歴史から学ぶもの

巻頭言
 身近にあって知られざる美しい花――障がい者が世の中をつくる
 ケアを必要とするあなたへ
 ケアのそばにいるみなさんへ――本書の利用の仕方

§1 発明されたことば「医療的ケア」
 1‐01 医療的ケアって何?
 1‐02 いろいろなケアがあるんだ!?

§2 ご家族へ――笑顔で暮らしつづけるために
 2‐01 退院を勧められてとまどっています
 2‐02 子育てとしての医療的ケア
 2‐03 過程での工夫と主治医への相談
 2‐04 幼・少年期に利用できる福祉
 2‐05 どのような教育を受けられるのでしょうか?
 2‐06 卒業後はどのような進路があるのでしょうか?
 2‐07 短期入所先がなかなかみつかりません
 2‐08 他のきょうだいの面倒が十分にみられません
 2‐09 入院が多くてなかなか訓練が受けられません
 2‐10 私以外に子どもをみる人がいません
 2‐11 母親は働けないのでしょうか?
 2‐12 つまずいたときに誰に相談を?
 2‐13 正しいことが良いとはかぎらない

§3 医療関係者へ――退院はゴールではなくスタート
 3‐01 退院はゴールではなくスタート
 3‐02 ケアを実施するための条件
 3‐03 600%を求めないで!
 3‐04 外来とは違う場面で子どもたちと出会って(外来担当医の立場から)
 3‐05 在宅療養支援診療所を利用してください
 3‐06 看護師が参加したレスパイトケアの試み

§4 教育関係者へ――教育としての医療的ケア
 4‐01 医療的ケアは教育なのか
 4‐02 主治医との連絡ノート 学校での工夫
 4‐03 学校看護師として〜教員とともに〜
 4‐04 校長としてのかかわり方
 4‐05 教員が担えない医療的ケアへの対応
 4‐06 想いは同じ「子どものために」
 4‐07 進路指導という立場と医療的ケア
 4‐08 教育行政として医療的ケアをどう支援するのか
 4‐09 特別支援学校における医療的ケア支援体制の実際
 4‐10 教員と看護師の研修体制
 4‐11 一般小中学校での医療的ケア支援
 4‐12 教育としての医療的ケア

§5 福祉関係者へ――医療的ケアに寄り添う
 5‐01 福祉も医療的ケアの受け皿に
 5‐02 乳幼児期に医療的ケアの必要な人への配慮
 5‐03 療育センターでの医療的ケア
 5‐04 学童保育での医療的ケア
 5‐05 短期入所(ショートステイ)での医療的ケア
 5‐06 通所施設での医療的ケア
 5‐07 身体障害者療護施設での医療的ケア
 5‐08 重症心身障害児施設での医療的ケア
 5‐09 居宅介護(ホームヘルプ)での医療的ケア
 5‐10 ケアホームでの医療的ケア
 5‐11 重度訪問介護制度の進展
 5‐12 重度障害者包括支援の可能性と実情
 5‐13 医療的ケアに関する研修の仕方

§6 街の人へ――私は「ヘルシー」と微笑んだ
 6‐01 For The Living Well 地域で市民のできること
 6‐02 バリアフリーって何?
 6‐03 ユニバーサルデザインって何?
 6‐04 養護学校での災害訓練
 6‐05 新潟の災害訓練――サポートシートの試み
 6‐06 街で車いすの人を見かけたら

§7 スウェーデンに学ぶ
 個人適合社会の試み――一人ひとりからスタートする福祉システム

§8 医療的ケア最前線からの提言
 「医療的ケアについての配慮は、義務教育ですから心配しないように」――教育行政への想い
 医療者よ 一歩下がって支援せよ――医療行政への想い
 街の暮らし コンタクトパーソンという智恵――福祉行政への想い

§9 資料
 教育としての医療的ケアの変遷
 地域における医療的ケアの変遷
 医療的ケアに関するその他の取り組みの変遷

コラム
 一枚の切符
 重い障がいをもつ親と子どもの仲間づくり
 トトロ先生のとなりの小さな家
 一歩いっぽ(ぱざぱ)
 ふらっとスペース「しゃべり場」
 校長室に避難しよう
 神戸市での医療的ケア
 夢の実現
 空飛ぶ車いす
 ボランティアのつぶやき
 NPO法人医療的ケアネット
 子どもたちの世界は子どもたちがつくりあげていく

あとがき
 ケアが街にやってきた――かほりちゃんとその友だちが教えてくれたこと

コミックストーリー「I'll miss you! 一緒がいいねっ!」

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:樋口 也寸志
UP:20111211 REV:
ケア care ◇医療/病・障害と社会 ◇家族 family ◇看護・看護者・看護師(看護婦) ◇障害者と教育 ◇介助・介護 ◇NPO ◇ボランティア・募金・…  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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