HOME > BOOK >

『「心の傷」は言ったもん勝ち』

中嶋 聡 20080620 新潮新書,189p.


このHP経由で購入すると寄付されます

■中嶋 聡 20080620 『「心の傷」は言ったもん勝ち』,新潮新書,189p. ISBN-10:4106102706 ISBN-13:9784106102707 \680 [amazon][kinokuniya] 

■内容
・(「BOOK」データベースより)
「心に傷を受けた」と宣言したら、あとはやりたい放題。詳しい検証もなく、一方的に相手を加害者と断罪する―そんな「エセ被害者」がのさばっている現代日本。PTSD、適応・パニック障害から、セクハラ、痴漢冤罪、医療訴訟まで、あらゆる場面で「傷ついた」という言い分が絶対視されている。そう、「被害者帝国主義の時代」が到来したのだ。過剰な被害者意識はもうたくさん!現役精神科医が示す処方箋。

・出版社からのコメント
「心の病」を理由にして会社を休んでいるのに、どうやら遊び呆けているらしい同僚。ちょっとした注意を「パワハラだ」と騒ぐ若僧。どんな行為でも「セクハラ」と主張する女性......。「心に傷を受けた」と宣言したら、あとはやりたい放題。詳しい検証もなく、一方的に相手を加害者と断罪する。そんな「エセ被害者」とでも言うべき人たちが、現代日本にのさばっています。
現役の精神科医で、沖縄でクリニックを開業している著者は、こうした風潮を「被害者帝国主義の時代」と断じ、強い精神力を回復させるための処方箋を示します。なぜ日本人はここ二十年で、かくも「ひ弱」になったのでしょうか。
過剰な被害者意識を振り回し、周囲に迷惑をかける「エセ被害者」。彼らに少しでも悩まされた経験のある人には、必読の書と言えるでしょう。

・帯
のさばるエセ「被害者」に気をつけろ!
こんなエセ「被害者」は許せない!
横綱なのに、「心の病」でひきこもる人
会社をサボるために、精神科に通う人
何でも「セクハラよ!」と主張する人
「ギャンブル依存は病気」と居直る人
医者に理不尽な要求ばかりぶつける人

■著者
1955年、京都府生まれ。東京大学医学部医学科卒業。医学博士。精神科医。1996年、那覇市に「なかまクリニック」を開業、現在に至る。著書に『分裂病の実践知と治療』、『ブルマーはなぜ消えたのか』。

■目次
はじめに
第1章 朝青龍問題と「心の病」
第2章 軽症ヒステリーの時代
第3章 セクハラは犯罪だろうか
第4章 理不尽な医療訴訟
第5章 被害者帝国主義
第6章 「辺縁」を生かす
第7章 精神力を鍛えよう
おわりに

■引用
私は精神科医という立場から(沖縄でクリニックを開業しています)、本書で、これらの問題には、被害者の立場の極端化を許しうるような、ある共通の構造があることを指摘しています。そしてそのような構造にもとづいて、訴えさえすれば被害者の主張がそのまま認められ、加害者とされた人が一方的に断罪されてしまう現代社会のありかたを、「被害者帝国主義」と名づけました。p.5

■書評・紹介

■言及



*作成:山口 真紀
UP:20090606 REV:
身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
TOP HOME (http://www.arsvi.com)