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『歴史と責任――「慰安婦」問題と一九九〇年代』

金 富子(キム・プジャ)・中野 敏男 20080615 青弓社,422p.

last update:20111218

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■金 富子・中野 敏男 20080615 『歴史と責任――「慰安婦」問題と一九九〇年代』,青弓社,422p. ISBN-10:478723286X ISBN-13:978-4787232861 \2940 [amazon][kinokuniya] ※ v04 f03 o01

■内容

内容(「BOOK」データベースより)
冷戦が終結し、日本軍「慰安婦」問題が鋭く問われた一九九〇年代、それは世界中で迫害と暴力の歴史が見直され、その責任が問われだした時代だった。この時代を総括し、正義と真実の立場から新たな和解への道を切り開く行動提起の書。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
金 富子
1958年生まれ。ハンシン大学校(韓国)教員。専攻はジェンダー史・ジェンダー論、植民地教育史、韓国文化論。著書に『植民地期朝鮮の教育とジェンダー』(世織書房、第一回女性史学賞受賞)など

中野 敏男
1950年生まれ。東京外国語大学教員。専攻は社会理論、社会思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■目次

はじめに
 『慰安婦』問題と一九九〇年代

序章 日本軍「慰安婦」問題と歴史への責任――本書の認識と課題
 0 日本軍「慰安婦」問題と歴史への責任――本書の認識と課題

第1章 「慰安婦」問題と日本の過去克服――問われた課題
 1 「慰安婦」被害者の「尊厳の回復」とは何か?――女性国際戦犯法廷が求めた正義と「国民基金」
 2 国民基金と被害者の声
 3 「日本軍戦時性暴力被害」訴訟から見えてくること――裁判はどこまで「慰安婦」問題を裁けているか?
 4 戦後責任と日本人の「主体」
 5 「慰安婦」問題と脱植民地主義――歴史修正主義的な「和解」への抵抗
  コラム 戦犯裁判と「慰安婦」問題史料
  コラム ナムルの家の現在と未来

第2章 世界の過去克服への取り組みから
 6 韓国現代史と過去清算の展開
 7 台湾における未完の脱植民地化
 8 南部アフリカに「真実和解委員会」が残したこと――植民地主義の過去をめぐって
 9 紛争下の性的暴力と国際法の到達点
 10 ドイツの過去克服
 11 植民地支配の歴史の再審――フランスの「過去の克服」の現在
 12 批判的フェミニズムと日本軍性奴隷制――アジア/アメリカからみる女性の人権レジームの陥穽
  コラム 「朝鮮人戦犯」――誰が何を裁かれたのか
  コラム 中国人強制連行
  コラム 日系アメリカ人への戦後補償

第3章 何がなお問われているのか
 13 脱冷戦と植民地支配責任の追及――続・植民地支配責任を定立するために
 14 帰国事業と日本の戦後責任
 15 在日朝鮮人弾圧から見る日本の植民地主義と軍事化
 16 韓国の歴史論争とナショナリズムの克服――「親日」と「反日」の争点化を中心に
 17 アメリカ議会下院と「慰安婦」問題
 18 植民地女性と脱帝国のフェミニズム
  コラム 沖縄の「集団自決」と教科書検定
  コラム ハンセン病資料館設立の経緯とその意義
  コラム 「慰安婦」問題を記録し、記憶するために――アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」の試み

おわりに

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:樋口 也寸志
UP:20111218 REV:
性暴力/DV:ドメスティック・バイオレンス(domestic violence) ◇フェミニズム (feminism)/家族/性… ◇沖縄  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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