『いのちの砂時計――終末期医療はいま』
共同通信社社会部 20080616 日本評論社,207p.
■共同通信社社会部 20080616 『いのちの砂時計――終末期医療はいま』,日本評論社,207p. ISBN-10:4535585393 ISBN-13:978-4535585393 \1680 [amazon] ※ b d01 t02
■出版社/著者からの内容紹介
内容(「BOOK」データベースより)
「終末期医療をめぐる混迷と葛藤。愛する家族を看取ったり、最期のときを意識しながら生きる人々の思い。救急、小児、難病、格差、がん…。さまざまな現場を訪ね、医療従事者や患者、家族らが織りなす人間模様を追い続けた。生と死をめぐる現実を伝え、そのありようを読者と一緒に考えたかった」(「取材後記」より)。生と死のはざまで重く困難な選択を迫られる人々の悲しみと苦悩、そして希望を描き、圧倒的な反響を呼んだ新聞連載「さよならのプリズム」、待望の単行本化。
内容(「MARC」データベースより)
「助かる見込みはありませんが、この先の治療をどうしますか?」 医師にそう問われたとき、どんな判断ができるか…。迷いと苦悩の多い現代の多様な「生と死」の現場を、あたたかい眼差しできめ細かく取材したレポート。
■目次
まえがき
第1章 終末期医療の最前線――苦悩する医師たち
第2章 小さな命を抱きしめて――悩み抜き、輝きを模索する
第3章 過酷な難病ALSと向き合う――それぞれの選択
第4章 「人生の最終章」をどう描くか――識者に聞く
第5章 ドヤの街、山谷で旅立つ――ここが人生の終着駅
第6章 救える命、救えない命――様々な「格差」
第7章 がんで逝く、がんを生きる――残された時を家族とともに
第8章 人生の最後に結び合う絆――感謝と別れがひとつになるとき
終章 幸せな最期、それを支える医療――対談=鎌田寛・上野千鶴子
■書評・紹介・言及
*作成:鹿島 萌子