『米国はいかにして世界経済を支配したか』
萩原 伸次郎 200806 青灯社,226p.
■萩原 伸次郎 200806 『米国はいかにして世界経済を支配したか』,青灯社,226p. ISBN-10: 4862280234 ISBN-13: 978-4862280237 \2100 [amazon]/[kinokuniya] p0601
■内容(「BOOK」データベースより)
今日、国際資本取引の自由化と証券化は、サブプライムローン問題のように国際的金融不安を生みだし、大きな経済危機の可能性を秘めている。米国の対外経済戦略によって形成された今日のグローバリズムは、何を目指すのか。米国による金融覇権はいかにして形成されたのか。米国による戦後の、国民経済を軸とするケインズ的経済システムの構築から、今日の多国籍企業による、金融を通じて富を蓄積する米国経済政策の劇的転換までをたどり、その要因と結果の問題点、日本への影響、ラテン・アメリカにおける対抗戦略の試み、国際公共機関のあり方などを考える。
■著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
萩原 伸次郎
1947年、京都市生まれ。1976年、東京大学大学院経済学研究科博士課程単位修得退学。1978年、横浜国立大学経済学部助教授。1989年、横浜国立大学教授。1990~91年、米国マサチューセッツ大学経済学部客員研究員。2000~02年、横浜国立大学経済学部長。現在、横浜国立大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■言及
橋口 昌治 20090910 「格差・貧困に関する本の紹介」,立岩 真也・村上 慎司・橋口 昌治 20090910 『税を直す』,青土社,350p. ISBN-10: 4791764935 ISBN-13: 978-4791764938 \2310 [amazon]/[kinokuniya] ※ t07.
*作成:橋口 昌治