HOME > BOOK >

『母は娘の人生を支配する――なぜ「母殺し」は難しいのか (NHKブックス)』

齊藤 環 20080530 日本放送出版協会,220p.

last update:20110510

このHP経由で購入すると寄付されます

■齊藤 環 20080530 『母は娘の人生を支配する――なぜ「母殺し」は難しいのか (NHKブックス)』,日本放送出版協会,220p. ISBN-10:4140911115 ISBN-13: 978-4140911112 \966 [amazon][kinokuniya] ※ m

■内容

出版社/著者からの内容紹介

呪縛の正体に迫る。

すべての母娘問題に悩む女性たちに贈る待望の1冊!

内容(「BOOK」データベースより)
娘を過剰な期待で縛る母、彼氏や進路の選択に介入する母…娘は母を恨みつつ、なぜその呪縛から逃れられないのか?本書では、臨床ケース・事件報道・少女まんがなどを素材に、ひきこもり・摂食障害患者らの性差の分析を通して、女性特有の身体感覚や母性の強迫を精神分析的に考察し、母という存在が娘の身体に深く浸透しているがゆえに「母殺し」が困難であることを検証する。「自覚なき支配」への気づきと「自立」の重要性を説き、開かれた関係性に解決への希望を見出す、待望の母娘論。

■目次

序章 なぜ「母殺し」は難しいのか
第1章 母と娘は戦っている
第2章 母の呪縛の正体をさぐる
第3章 女性ゆえの困難について
第4章 身体の共有から意識の共有へ
終章 関係性の回復のために

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:大谷 通高
UP: 20110510 REV:
精神障害/精神医療 身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
TOP HOME (http://www.arsvi.com)